新しい商品・サービスの開発には、長らく「顧客のニーズに応えること」が大切と考えられてきた。しかし、十分にモノが供給され、顕在的なニーズはほぼ満たされている現代では、より潜在的ニーズを捉え、本質的な欲求を捉えることが求められている。この本質的な欲求と解決したい用事である「ジョブ」をどうやって発見するのか。そのために理解すべき「ジョブ理論」と、それを活用したリサーチやアプローチの方法について、INDEE Japan取締役トレーニングディレクターの山田 竜也氏が解説した。 新しい事業機会を探る起点となるジョブとは、「ある特定の状況で人が遂げようとする進歩」 近年、商品・サービス開発におけるアプローチ法として注目を集める「ジョブ理論」とは何か。山田氏は最新の定義として2017年8月に発行されたクリステンセンの著書『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』から引用し、ジョブについ
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