タグ

ブックマーク / rockridge.hatenablog.com (8)

  • タブの切り替えをスムーズにするTab Warming機能について(Firefox 61以降) - Mozilla Flux

    Windows版・Linux版Firefox 61では、Tab Warmingと呼ばれる機能が有効化されている(Bug 1456602)*1。タブを切り替える前にいわばウォームアップを済ませておく機能で、ユーザーに見えないところで処理を先取りするため、結果的にタブの切り替え処理が速くなったように感じられる。 タブ切り替えのウォームアップとは具体的に何だろうか。現行のFirefoxはマルチプロセス化されているので、タブを切り替える場合、メインプロセスから切り替え先のタブを司るcontentプロセスに対し、レイヤーツリーを生成するよう指示が出され、その結果がcompositorプロセスに送られて合成(Compositing)の処理が行われる*2。ウォームアップとは、この一連の流れをタブの切り替えが行われる前から開始しておくという意味だ。その後タブの切り替えが実行されなかったときは、レイヤーツリ

    タブの切り替えをスムーズにするTab Warming機能について(Firefox 61以降) - Mozilla Flux
  • Firefox 60の性能は1年前とは別物 Chromeを視界に捉える - Mozilla Flux

    当ブログでは、Firefoxの延長サポート版(ESR)のメジャーアップデート時期を開発の区切りとみて、Web上で実行可能なベンチマークの測定結果を公開している。今回は、Firefox 60のパフォーマンスをFirefox 52およびChrome 66と比較する。 検証を行った具体的なバージョンを挙げると、32bit版Firefox 52.7.4(ビルドID:20180427222832)、64bit版Firefox 60.0 RC2(ビルドID:20180503143129)、それに64bitChrome 66(バージョン:66.0.3359.139)である。Firefox Quantumのリリースに伴ってマルチプロセス機能(e10s-multi)が全面的に有効化され、その前に64bit版への移行も開始された。今回のテストではそれらの点が反映されている。 動作環境についてだが、OSは64

    Firefox 60の性能は1年前とは別物 Chromeを視界に捉える - Mozilla Flux
  • Firefoxのパスワードマネージャーを刷新するLockboxプロジェクトが本格始動中 - Mozilla Flux

    Firefoxにはパスワードマネージャー機能が搭載されており、Webサイトへのアクセスに利用するユーザー名とパスワードを安全に保存して、同じサイトに再びアクセスした際にそのアカウント情報を自動的に入力してくれる。このパスワードマネージャーの全面的な書き換えを目指すのがLockboxプロジェクトであり、既に拡張機能の形式で開発者向けα版の提供が開始されている。 Lockbox α版のスタート画面 今のところα版は、Firefox体のパスワードマネージャーを置き換えるものの機能面ではかなり限定されており、ユーザーが自分でアカウント情報を登録したエントリーを作成せねばならない。だが、マスターパスワードに代えてFirefoxアカウントによる暗号化が可能になっている点は目新しい。FAQによれば暗号化処理にAES256-GCMを、ハッシュ処理にHMAC SHA-256をそれぞれ利用しており、保存され

    Firefoxのパスワードマネージャーを刷新するLockboxプロジェクトが本格始動中 - Mozilla Flux
  • Firefox 49本体のみで履歴等データベースのVACUUMが可能に - Mozilla Flux

    FirefoxはSQLiteというデータベース管理システムを用いて履歴とブックマークを管理しており、このデータベースのことをPlacesと呼ぶ。具体的にはplaces.sqliteというファイルだ。places.sqliteの肥大化と断片化はFirefoxのパフォーマンスを低下させるおそれがあるため、Firefox 3.6以降、データベースの断片化割合を推測しながら30日から60日に1回、アイドル時にVACUUM処理が行われる仕様となっている(Bug 512854)。places.sqlite内の項目が削除されて生じた空きレコードは、VACUUM処理によって解消され、それによって初めてファイルが圧縮されることになる。 ここまでは前提のおさらいだが、そうした知識があるかは別にして、要するにVACUUMすればFirefox体の動作が軽くなると考えて、手動でこれを行うべく拡張機能を導入するユー

    Firefox 49本体のみで履歴等データベースのVACUUMが可能に - Mozilla Flux
  • Firefox 50でページ内検索結果の表示方法が変更(再追記あり) - Mozilla Flux

    Firefox page search improvements - gHacks Tech Newsで既報のとおり、Firefox 50ではページ内検索結果の表示方法に変更が加えられた(Bug 384458)。ヒットした結果が目立つように、背景が薄暗く表示される一方、対象項目はかなり明瞭な形で強調表示されるようになっている。加えて、ヒット数の上限も100件から1000件へと引き上げられた。 ヒットした項目は、黄色っぽい背景のボックスごと飛び出たような感じになり、特に最初の項目は文字のサイズも大きくなっている。画面内に他にヒットした項目がある場合、それらは薄暗い背景にそこだけ光が当たったかのように明るく表示される。次の項目に移るときは、上記の黄色っぽいボックスが、ビヨーンとジャンプするようなエフェクトがかかる。全体的にかなり派手な印象だ。 面白い機能だが、デザインに関しては好みが分かれそう

    Firefox 50でページ内検索結果の表示方法が変更(再追記あり) - Mozilla Flux
  • 未署名の拡張機能を有効化する設定はFirefox 46で削除と決定(追記あり) - Mozilla Flux

    窓の杜で既報だが、デジタル署名が付されていない拡張機能をインストール可能にする設定(xpinstall.signatures.required)は、Firefox 45まで維持され、2016年4月19日リリース予定のFirefox 46で削除されることが、Add-on Signing Update | Mozilla Add-ons Blog(和訳)において公式に発表された。Firefox 43の初期設定で未署名の拡張機能は無効化されるようになっており、そうした拡張機能を有効化する設定もFirefox 44で削除されることになっていたが、Firefox 42から延期されていた措置が、再延期された格好だ。 Firefox 44 Beta版において上記設定が削除されないこととなった2015年12月下旬の時点で、再延期はほぼ決まっていたとみてよいだろう。もっとも、どこまで延期するかは議論があった

    未署名の拡張機能を有効化する設定はFirefox 46で削除と決定(追記あり) - Mozilla Flux
  • Firefox 44にアップデートするとはてなブックマーク拡張が動作しない(再追記あり) - Mozilla Flux

    Firefox 44がリリースされ、アップデート可能になっているが、アップデート後に再起動してみると、はてなブックマーク拡張(バージョン2.3.8.1-let-fixed)が全く動かなくなっている。過去記事・Firefox 44はアドオン互換性に要注意で懸念していた事態が現実化してしまった。近日中に公式修正版が提供されると信じているが、それまで同拡張が使えないのは不便極まりない。 有志による修正版を導入すれば、当面の問題をしのぐことができる。まずはabout:configの画面を開いて、xpinstall.signatures.requiredの設定をfalseに変更し、未署名の拡張機能を有効化しよう。次に、修正版が公開されているGitHubのページへ移動する。ここからの手順は、過去記事・はてなブックマーク拡張の使い勝手を取り戻す(追記あり)で紹介したとおりだ。 「ファイルからアドオンをイ

    Firefox 44にアップデートするとはてなブックマーク拡張が動作しない(再追記あり) - Mozilla Flux
  • 型推論の実装は高速リリースサイクルの試金石だった - Mozilla Flux

    Firefox 9の目玉機能であるJavaScriptの型推論(Type Inference:TI)。この機能をリリース版に投入できたことによって、ようやく当に高速リリースサイクルを維持するめどが立ったといっても過言ではない。それくらい、TIの実装は開発プロセスにおいて重要なチャレンジだった。 話は2011年8月上旬に遡る。同年6月にJavaScriptエンジンのモジュールオーナーを継いだMozillaのDavid Mandelin氏が、mozilla.dev.planningニュースグループに1のスレッドを立てた。『Shipping Type Inference and Other "Irreversible" Changes』と題されたそのスレッドにおいて、Mandelin氏は、TIの導入に当たって開発プロセス上の課題があると指摘した。 TIはJavaScriptエンジン全体を通じ

    型推論の実装は高速リリースサイクルの試金石だった - Mozilla Flux
    orangeclover
    orangeclover 2012/01/02
    『型推論の実装は高速リリースサイクルの試金石だった』
  • 1