こんにちは。NTTソフトウェアの中野です。昨今、Spring Bootの流行がとどまるところを知りませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今後Springプロダクトを利用してアプリケーションを開発する場合は、もはやSpring Boot一択といっても過言ではない流れが来ていると思います。 前回も書きましたが、われわれGrails推進室で推進しているGrailsも、2015年3月31日にリリースされたバージョン3.0.0からは基板部分がSpring Bootを使って書き直されており、Spring Bootの持つモダンなビルド/ランタイム機能を利用できるようになりました。 今回は逆に、Grailsが持つGORMというO/Rマッパー機構をSpring Bootで利用する、という話を紹介します。 これも前回に紹介しましたが、復習も兼ねてもう一度説明します。 GORM(Grails' Object