川崎市議会、全国初のヘイト罰則条例成立 罰金50万円、来夏施行 2019年12月12日12時16分 ヘイトスピーチに刑事罰を科す全国初の条例が可決、成立した川崎市議会本会議場=12日午前、川崎市 道路や広場など公共の場での外国人へのヘイトスピーチ(憎悪表現)に対し、全国で初めて刑事罰を科す条例が12日、川崎市議会本会議で可決、成立した。罰則で実効性を確保する一方、対象となる「差別的言動」の要件を厳格化して、表現の自由に配慮した。2020年7月1日に全面施行する。 虚偽公表は刑事事件に=選挙口実のヘイトで通知-警察庁 本会議では採決時に議員2人が退席。残る57人全員が賛成した。 「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」は、人種や国籍、性的指向などによるあらゆる差別を禁止。日本以外の国・地域の出身者やその子孫に対する差別的言動を繰り返した場合について、最高50万円の罰金を科す。 罰則対象と
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