以下ネタバレを含みます。 新海誠作品にはいつものことだが、脚本上の問題点が多過ぎる。本当に多いのだけれど特に最後、なんであの叔父さんがビルのところにいるの。誰も説明できないですよね?脚本として明らかに間違っているからです。そういうことが気にならない、RADのPVと感動っぽいものが好きな人にオススメというのは『君の名は。』に引き続いての感想だと思います。あとおっぱいを見るギャグとか真面目に生死を彷徨っているところから急に女体ギャグになるところとかの性暴行癖も相変わらずですからね。本当に気持ち悪い映画です。 さてまあしかし、私は新海誠作品が嫌いで見てきたからこそ言えますが、この作品は新海誠最高傑作です。なぜ最高傑作なのか。 まず序盤ですが、バニラトラックやマンボーを出しながら、それを東京の悪い部分として使うという危ないセンスに笑いました。あれプロダクトプレイスメント(作品中で実在の企業を出して