クリエイター、アーティスト自身が個々にメディアとなって発信できる現代は、表現者にとって生きやすい時代だろうか? デビューまでのハードルは低くなり、等身大のサクセスストーリーも多く聞く。けれども、SNSのフォロワー数で作家の人気や価値をはかったり、生活のためのアルバイトに追われて創作時間がとれないなど、生きやすいようで生きにくい、というのが実情だろう。 そんな表現者を取り巻く環境に一石を投じようとするのが、GMOペパボがオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」の一機能としてリリースした「SUZURI People」だ。クリエイター支援のためのサポート環境を手軽に構築できるという同機能は、クリエイターのためのどんな未来図を予知しているのだろうか? 同機能のプロダクトオーナーである松下博茂が対話を熱望したのが、岸田メルだ。ライトノベル、ゲームなどのキャラクターデザインで知られる同氏は、