みんな大好きダイオウグソクムシ。 年明けからダイオウグソクムシNo.5に脱皮の前兆が…(この時点ではまだ確信はありませんでしたが) 今週は水・木曜日が休みだったので№5(5号)の状態が少し気になっていました。 金曜日の朝、出勤するとすぐにへんな生きもの研究所へ向かいました。 すると…うげ!驚きました! ダイオウグソクムシ№5が既に脱皮開始し ているじゃないですか!…詳細はHPのとおり。 写真撮影して、関係各所へ連絡するなど、かなり興奮しつつバタバタと… 脚1本だけ引っかかって残ってしまいましたが、発見から6時間半後に脱皮は無事終了。 とりあえず脱皮した後ろ半分の殻を標本にしようと、塩抜きのために水道水を入れたバケツの中にドボン。 そして、この日はそのまま帰宅… 明け方、布団の中でハッと目が覚めました! しまった!ダイオウグソクムシ5号の脚にはロクソソメラが付着しているんだった! そう、ロク
昨日は紀伊長島の甚昇丸さんに乗船させていただいて深海底引き網の生物採集をおこなってきました。 色々と面白い生物が採集できましたが…その中に私を悩ます小さな謎生物を見つけました! それは水深144-200mで採集した沈木に付着していたもの。船上でおや?と不審に思って沈木ごと採集ビンに入れて持ち帰りましたが、水槽に入れても正体がわからない。 顕微鏡で拡大すると…驚愕!まさかこんなヘンなヤツだったとは… どの動物群に分類されるのかすら見当がつきません。 コイツです↓ かたちは盤径3㎜ほどのキノコ状。 中央に少し突出した口?があり、一見するとイソギンチャクなどの刺胞動物の一員にも思えます。 よくみると口の周りに太短い触手らしきものが… でも、それ以外は全身がハサミ状の突起で覆われています。 まるでウニやヒトデに見られる叉棘(さきょく)のよう。 刺胞動物でこんな器官を持つ種類なんて私は知りません。
水曜日にオウムガイP159が孵化したとお伝えしたばかりですが、本日またまたオウムガイが孵化しました! もちろん、P160です。 午前中はまだ卵の中だったので、あと数日かかるかと思っていたのですが…お昼頃孵化したようです。 13:30の様子。 卵黄がまだ少し残っています。 オウムガイ胚は孵化までに卵黄を吸収しきって卵殻から出てきます。 下の画像は以前撮影した発生途中のオオベソオウムガイ胚(卵を開けて中を観察できるようにしています) 赤褐色のものが卵黄です。 この時期は卵黄はまだ大きいですが、徐々に小さくなっていくわけです。 さて、P160ですが、孵化から2時間経過した頃に見てみると…卵黄の袋が孵化直後よりもシワシワになっていました。 あ、カスを捨てた…! 卵黄が付いているのは、口と漏斗の間あたり(矢印)。 こんな風に最後はポロッと落脱して、この通りです。 数日のうちに自分で餌を口から食べるよ
先ほど、ウォッカを買いに近所の酒屋に出かけていました。 上司に用途を説明し、総務部で代金借り受けの際にも説明し、酒屋でも「何に使うの?」と聞かれたので説明しましたが…皆、そんなことに使うの?と驚いていました(笑) 午後からコケ・シダ採集に出かける予定だった上岡氏にゴメンして、割り込みで社用車を使わせてもらっていたので、大急ぎで戻ると玄関先で上岡氏が待ちかまえていました。 そして私の助手席に置いてあるウォッカ2瓶を見つけるなり「買ってきたのは、酒か!!」と… 疑惑を晴らす間もなく、彼は採集に行ってしまいました。 えぇ、酒ですよ。 ウォッカです。 でも、仕事中に飲むためのものではありません(あたりまえですが) サンゴ水槽に注入するのです。 水槽にウォッカを入れる、ウォッカメソッドという、ちゃんとしたサンゴの育成方法があるのです。 既に10年経過したサンゴ水槽。 新たなステージを迎えるべくウォッ
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