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ブックマーク / note.tokyo-sports.co.jp (57)

  • ついに実装!「ウマ娘」のメガネ美人!イクノディクタスを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    ウマ娘 プリティーダービー」がめでたく3周年。22日の記念ライブ配信で発表された新実装ウマ娘2頭のうち1頭は、ゲーム公開当初からいたのにまだ実装されていなかったイクノディクタスでした。「ついにきた!」なのですが、「まあ、ドゥラメンテ(もう1頭の新実装ウマ娘でした)はくるでしょ」ぐらいに構えていた私にとっては「しまった!」でもあります。急いで原稿を書くにしても、集めなきゃいけない資料が多すぎる…。なぜなら、走ったレースの数は驚異の51戦、「ウマ娘」登場キャラの中でハルウララに次ぐ出走数なのです! というわけで、翌朝までに仕上がらず、こんな時間になってしまいました。体調管理をきっちり行うメガネ(外すと超美人!)の秘書タイプで、か弱そうにも見えるのに実際はめちゃくちゃタフ。「鉄の女」と呼ばれた名馬を「東スポ」で振り返りましょう。(文化部資料室・山崎正義) 2歳(1989年) イクノは当にたく

    ついに実装!「ウマ娘」のメガネ美人!イクノディクタスを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • いよいよ放送開始!「ウマ娘」アニメ3期の見所をいつもの「東スポ」記者が解説|東スポnote

    Season2はトウカイテイオーがヒロイン。生徒会長・シンボリルドルフにあこがれたテイオーが無敗の三冠ウマ娘を目指します。3度の骨折、ライバル・メジロマックイーンとの死闘を乗り越え、1年ぶりの出走となった有馬記念で奇跡の復活―― 誰もが泣いたテイオー復活の有馬記念 この有馬を中山競馬場の最前列で見ていたのがまだ〝おこちゃま〟のキタサンブラックとサトノダイヤモンドです。もともと2人はSeason2の序盤からほんの少しですが登場するようになっており、キタサンブラックはあこがれのテイオーが骨折した際にお守りを渡そうともします。そして最終話、有馬を見て狂喜乱舞し、さらにあこがれを強くして、エンディングではサトノダイヤモンドとともにトレセン学園の門の前に立つシーンが…。 「いよいよだね、キタちゃん」 「一緒に頑張ろう、ダイヤちゃん」 入学式 Season3へ という流れです。 ヒロインの素顔 ネタバ

    いよいよ放送開始!「ウマ娘」アニメ3期の見所をいつもの「東スポ」記者が解説|東スポnote
  • 「ウマ娘」に実装されたカツラギエース!三冠馬との死闘と〝日本馬初〟を「東スポ」で振り返る|東スポnote

    今週、ゲームウマ娘」にカツラギエースが実装されました。明るく前向きに壁に立ち向かうカッコよさにハマるファンが続出していますが、史実ではどんな馬だったのか。活躍したのは1984年。競馬界で奇跡が起こったあの秋、その奇跡に真っ向から勝負を挑み、別の奇跡を起こした名馬を「東スポ」で振り返ります。もう40年も前になるんですね。当時の新聞はだいぶ色あせていましたが、何とか発掘してみました。あの頃の空気感が伝われば幸いです。(文化部資料室・山崎正義) 同期 ABC 逆から読むと CBA CBとA シービーとエース 2頭は切っても切れない関係でした。「ウマ娘」でカツラギエースを育成すると分かりますが、ミスターシービーとの絡みが非常に多いです。では、どんな関係だったか。「ウマ娘」の公式HP、カツラギエースのキャラ紹介にはこうあります。 「ミスターシービーに憧れているが、超えるべき目標としても強く意識して

    「ウマ娘」に実装されたカツラギエース!三冠馬との死闘と〝日本馬初〟を「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 即ミラクル!「ウマ娘」に実装されたヒシミラクルを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    日、ゲームウマ娘」でヒシミラクルが実装されました。ナリタトップロードの実装が命視されていたのでネットでは驚きの声が上がっていますが、父親は同じですし、何よりあの馬のことを知っていると納得もできます。はい、ヒシミラクルってこういう馬。きたら大穴。「え?」「ミラクル?」と言わせる馬なんです。というわけで、何度もそう口にしてきた私が「東スポ」で稀代のミラクルホースを振り返らせていただきます。ぶっちゃけ自分も完全にトップロードだと思っており、「もう書いてあるから大丈夫だろ」とノンキな顔をしていたので急いで、徹夜で書くハメになりました。現役のときもそうですが、当にこの馬にはヤラれっぱなしです。(文化部資料室・山崎正義) ファーストミラクル ミラクルは唐突でした。2002年の菊花賞、馬柱をご覧いただきましょう。 ヒシミラクルは1枠2番。△が1つ付いていますが、まあ妥当なところで、他の新聞もこん

    即ミラクル!「ウマ娘」に実装されたヒシミラクルを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 祝!「ウマ娘」で実装&漫画化!サクラローレルを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    10日に「ウマ娘」の新漫画が公開されるのと同時に、その主人公であるサクラローレルがゲームにも実装されました。というわけで、私も久しぶりに綴らせていただきます。1996年の年度代表馬であり、様々な困難を乗り越えた名馬を「東スポ」で振り返りましょう。その馬生と同時期に走った個性的なサラブレッドたちとの物語はまさに漫画になるのにふさわしいもの。だからこそネタバレになっている可能性もありますのでご注意ください。(文化部資料室・山崎正義) 開花待ち 体が弱かったサクラローレルは2歳でのデビューがかなわず、競馬場に登場したのは3歳になってから。正月早々、中山芝1600メートルの新馬戦に出てきました。 新聞に重い印が並び、単勝オッズは1・8倍。調教でめちゃくちゃ動いていたわけではないのにこれだけの支持が集まったのは雄大な馬体と血統に起因していたと考えられます。ローレルの父はレインボークエストという凱旋門

    祝!「ウマ娘」で実装&漫画化!サクラローレルを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 続・舞台「ウマ娘」の史実 ヤマニンゼファーの挑戦を「東スポ」で振り返る|東スポnote

    前回は、ダイイチルビーの競走生活を、ダイタクヘリオス、ケイエスミラクルと鎬を削った1991年の短距離戦線を中心に振り返りました。いずれも1月に行われた舞台「ウマ娘 プリティーダービー ~Sprinter’s Story~」のメインキャラなのですが、もう1頭、忘れちゃいけないのがヤマニンゼファーです。3頭の後を追うように台頭し、92、93年の短距離戦線を引っ張りつつ中距離にもチャレンジした名馬を「東スポ」と共に見ていきましょう。(文化部資料室・山崎正義) 1992年 天性のスピードを持った2頭が激突した1991年12月のスプリンターズステークス。最後の直線でケイエスミラクルが風になり、お嬢様・ダイイチルビーが華麗に走り抜けたあのレースに、ヤマニンゼファーも出ていました。 単勝42・3倍の10番人気。紙では△が2つ付いていますが、ほとんどの新聞は無印だった記憶があります。なぜなら、ゼファーは

    続・舞台「ウマ娘」の史実 ヤマニンゼファーの挑戦を「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 舞台「ウマ娘」のメインキャラ!ダイイチルビーお嬢様(とケイエスミラクル)を「東スポ」で振り返る|東スポnote

    15日にスタートした舞台「ウマ娘 プリティーダービー ~Sprinter’s Story~」は新型コロナ感染者が出たため、残念ながら2日目以降、26日までの公演が中止になりました。関係者の皆さんの思いを想像すると胸が痛みますし、ファンとしては27日からの公演が無事に開催されることを祈るばかりですが、では、そんな状況で、「ウマ娘」を追いかけてきた当noteができることは何かと考えると、やはり書いて応援するしかない…というわけで今回は、舞台のメインキャラであるダイタクヘリオス、ヤマニンゼファー、ダイイチルビー、ケイエスミラクルに注目してみました。個性的で魅力的な馬ばかりなので、どんな馬だったか気になる人も多いでしょうし、この4頭、ちゃ~んと同時期にレースを走っています。ただ、実はそれ、およそ30年も前の話。古い、古すぎる…ってことで、微力ながらお手伝いさせていただきます。ダイタクヘリオスは既に

    舞台「ウマ娘」のメインキャラ!ダイイチルビーお嬢様(とケイエスミラクル)を「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 「ウマ娘」のCMでも話題!〝女王〟メジロドーベルを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    ウマ娘」では孤高のクールビューティー。男性の前で極度に緊張してしまう姿がかわいらしくもあるメジロドーベルは、1990年代を代表する名牝です。父の無念を晴らす血のドラマを見せてくれただけではなく、その圧倒的な脚力で、偉大なる先輩とともに牡馬撃破の夢も抱かせてくれた女王を「東スポ」で振り返りましょう。(文化部資料室・山崎正義) 内国産の星 メジロドーベルのデビューは1996年7月、夏の新潟の芝1000メートル。当時はまだ直線1000メートルのコースがありませんでしたから、普通にカーブを回るレースです。印はこんな具合。 何とも微妙な評価の4番人気。で、この新馬戦を2着に3馬身差をつけて快勝し、記者や関係者の評価も上々の中、新潟3歳ステークス(当時は2歳を3歳と呼んでいました)に向かったときの印もやっぱり微妙な感じでした。 理由は血統にあります。ドーベルの父はメジロライアン。GⅠで善戦を繰り返し

    「ウマ娘」のCMでも話題!〝女王〟メジロドーベルを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 漫画「ウマ娘」でもオグリの同級生!ヤエノムテキ、メジロアルダン、サクラチヨノオーを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    漫画ウマ娘」でもオグリの同級生!ヤエノムテキ、メジロアルダン、サクラチヨノオーを「東スポ」で振り返る ヤエノムテキ、メジロアルダン、サクラチヨノオー。「ウマ娘」のゲーム漫画でも〝同級生〟として登場する3頭は、1988年、春のクラシックの中心でした。なのに、「ウマ娘」でも、現実世界でも、ちょっぴり影が薄い…今回は、その理由となっているあのスーパーホースの存在と合わせ、3頭が世代の頂点・ダービーを目指すまで、そして古馬になっての戦いを「東スポ」で振り返ってみました。もちろん、天皇賞・秋の週にアップしたのには理由があります。(文化部資料室・山崎正義) サクラチヨノオー 3頭のうち、最も早くデビューしたのはサクラチヨノオーです。1987年8月8日、函館の芝1000メートルの新馬戦を楽勝したチヨノオーの単勝オッズは… 1・0倍! まだ走ったことのない馬同士の戦いなのに、なぜ、お金をかけても増えな

    漫画「ウマ娘」でもオグリの同級生!ヤエノムテキ、メジロアルダン、サクラチヨノオーを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 「ウマ娘」で育成実装!なので即出し!アストンマーチャンを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    今年になって新キャラとして「ウマ娘」に追加されたアストンマーチャン。あふれるかわいさと、あり余る不思議ちゃんぶりで既に多くのファンを獲得していましたが、今週、育成キャラとしても実装され、さらにハマる人が増えています。実は私も先ほど育成を終え、何とも言えない気持ちになりましたし、正直、彼女のあの言葉が耳に残って離れません。ただ、まだお楽しみじゃない方もいるでしょうし、ネタバレにもなりますから、このnoteにはなるべくゲームのストーリーは反映させないようにします(ちょっとだけ引きずられているとは思いますが苦笑)。というわけで今回は、「あふれる」「あり余る」をキーワードに、史実のアストンマーチャンを「東スポ」で振り返ってみましょう。希代のスピード馬の走りが、皆さんの心に、決して消えなくなるぐらい刻み込まれますように…そのお手伝いができれば幸いです。(文化部資料室・山崎正義) 才能 アストンマーチ

    「ウマ娘」で育成実装!なので即出し!アストンマーチャンを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 「ウマ娘」では天才!乗っていたのは元祖天才!!マヤノトップガンを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    ウマ娘」では直感やひらめきで我々をワクワクさせてくれるマヤノトップガン。史実でもアッと驚く走りで競馬の魅力、面白さを教えてくれた名馬でしたが、重要な役割を果たしていたのが主戦の田原成貴ジョッキーです。そう、昨年から紙「東スポ」に登場した元祖天才(だからウマ娘のトップガンも天才キャラなのでしょう)。GⅠ予想を披露するだけではなく、今年になってからは展開予想や直前予想、反省会を動画で配信し、大きな話題になっていますが、トップガンとのタッグをファンはどう見ていたのか。競馬記者としてではなく、一ファンとして競馬場やWINSに通っていた人間として、その〝空気感〟を令和にもってこようと思います。(文化部資料室・山崎正義) マッハの天下取り 若駒特有のソエ(骨膜炎)が出るなど、脚元にやや不安があったマヤノトップガンは、3歳になった1月にデビューしたものの、当初は脚に優しいダートを走っていました。初勝

    「ウマ娘」では天才!乗っていたのは元祖天才!!マヤノトップガンを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 「ウマ娘」の凸凹コンビ!ヒシアケボノとビコーペガサスを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    ヒシアケボノとビコーペガサス。「ウマ娘」のキャラの中で最も背が高い「ボノ」と小柄の「ビコーちゃん」が並ぶと、もはや〝大人と子供〟で、性格もほのぼの⇔元気娘と正反対なのですが、2人はとってもウマが合います。親友として、ライバルとして切磋琢磨するゲーム内と同じように、同じ時期に何度も何度も同じレースを走り、90年代の短距離界を引っ張った2頭の史実を「東スポ」で振り返りましょう。どちらも、ついつい応援したくなる何とも個性的な名馬でした。(文化部資料室・山崎正義) 小さな切れ者 リアルの世界では、ヒシアケボノより、ビコーペガサスの方が年上。しかも、早々に頭角を現しました。90年代に人気を博した外国産馬(外国で産まれて日に輸入された馬)で、父は北米リーディングサイヤーだったダンジグ。米国由来の血統はダート適性があるとされていましたから(米国競馬はダート中心)、ビコーペガサスもダートでデビューさせた

    「ウマ娘」の凸凹コンビ!ヒシアケボノとビコーペガサスを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • オグリに一泡!「ウマ娘」に実装されたバンブーメモリーを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    先週、「ウマ娘」に実装されたバンブーメモリー。この暑さに負けないぐらい熱血なキャラになっているのは、激しい気性もありますが、まさに火の出るようなアツいレースを見せてくれたことも関係しているのでしょう。あのアイドルホースとの伝説の一騎打ち、初代スプリント王への道を「東スポ」で振り返ります。(文化部資料室・山崎正義) 遅咲きが即咲き オグリキャップやヤエノムテキ、メジロアルダン、サクラチヨノオーらと同期だったバンブーメモリー。管理していたのは武豊ジョッキーの父・武邦彦調教師だったのですが、出会いは偶然だったといいます。2010年、紙のインタビューで武邦彦さんはこう話していました。 「当初(厩舎の)開業に合わせて競走馬を10頭用意していたけど1頭足りなくなって…急きょ牧場へ探しに行った。でもすでに血統馬はほとんどいない。セールの売れ残りばかり。でもその中に〝残り福〟があった。バンブーメモリーが

    オグリに一泡!「ウマ娘」に実装されたバンブーメモリーを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 「ウマ娘」のトップウマドル!スマートファルコンを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    先日、「ウマ娘」の新キャラクターにホッコータルマエとワンダーアキュートが追加されました。ダート戦線がアツくなっていく展開が予想されますので、今回はこの馬をピックアップしてみましょう。「ウマ娘」では地道なアイドル活動によってファンを増やしつつ、ダートを芝以上に盛り上げるようとするスマートファルコンです。ウマドルとしての人気もハンパではなく、今年4月、誕生日に合わせて行われたイベントでは、参加した全トレーナーで2兆人のファン獲得を目指したところ、集まったのは3兆3000億人!〝ファル子推し〟の多さを証明する形になったのですが、実際のスマートファルコンは、最初はそれほど推されない存在でもありました。全国の競馬場でコツコツ走った名馬が、一部で〝砂のサイレンススズカ〟と呼ばれるまでになった道のりを「東スポ」で振り返ります。ワンダーアキュートとの息詰まる一戦もありますよ。(文化部資料室・山崎正義) 悪

    「ウマ娘」のトップウマドル!スマートファルコンを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 美学と信念の「ウマ娘」!タニノギムレットの挑戦と娘へつながる物語を「東スポ」で振り返る|東スポnote

    タニノギムレットはこの1年、一部でかなり話題になっていました。2020年に種牡馬を引退した後、北海道の「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」という牧場でのんびり余生を送っているのですが、気性はのんびりしていないようで(苦笑)、牧場の柵をしょっちゅう折ってしまうのです。後ろ脚で豪快にキックするその様子を牧場の方が動画などでアップしてくれたおかげで多くの人の知るところとなり、ファンが激増。正直、直しても直しても折られるのですからかなり大変だと思います。なのに、笑顔で修理している牧場の方々の愛情たっぷりな姿にほっこりする人も多く、一気にファンが増えました。そして、そんなギムレットの様子が、「ウマ娘」に反映されたのですからビックリ。5月5日に新キャラクターとして追加されることが発表されたところ、その公式プロフィールにこうあったのです。 「アピールとしてよく柵を蹴り壊す破壊神でもある」 翌日、

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  • 「ウマ娘」でも地方出身!〝平成三強〟イナリワンを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    6月に実装され、人気を博している「ウマ娘」のイナリワン。小柄でガッツあふれる江戸っ子の育成ストーリーの前半はダート路線で、シニア級になってから芝の王道路線を歩むことになるのですが、それは地方競馬出身である史実をなぞっているからでしょう。後に、オグリキャップ、スーパークリークとともに「平成三強」と称されることになる名馬を「東スポ」で振り返ります。(文化部資料室・山崎正義) 鳴り物入り ゲーム内で「江戸っ子」であり「大井印の粋なウマ娘」なのは、イナリワンが東京の大井競馬場に所属していたからです。大井は中央ではなく、地方の競馬場。当noteでも折に触れて紹介してきましたが、地方競馬はレースのほとんどがダートで、規模やレベルで言えば中央にはかないません。ただ、そんな中でも南関東はレベルが高く、その中心でもある大井は競馬場のサイズも地方最大で、昔から大レースの舞台にもなっていました。いち早くナイター

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  • 「ウマ娘」でも名助演から悲願の主演へ!メジロライアンを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    ベリーショートがよく似合うスポーティーな「ウマ娘」。メジロ家のキャラの中では、名家ぶったところのない親しみやすいキャラクターとして描かれているのがメジロライアンです。第2次競馬ブームの立役者でもあった名馬は、同期のメジロマックイーンに負けず劣らず多くのファンを獲得。伝説の大レースにおいては偉大なる太刀持ちでもありましたが、悲願への険しい道のりも我々の心を打ちました。ライバルにして同期・メジロマックイーンとの関係、そして「僕の馬が一番強い」が言い続けた名手・横山典弘ジョッキーとの絆ともども、「東スポ」で振り返りましょう。競馬ファンの皆さんはお分かりでしょうが、今週アップしたのにも、もちろん理由があります。(文化部資料室・山崎正義) クラシックの中心として「ウマ娘」では同じメジロ家の令嬢・マックイーンの気品や美しさに引け目を感じている設定。実際、最終的な実績ではマックイーンが上になるのですが、

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  • 「ウマ娘」にも新登場!〝砂上の千両役者〟コパノリッキーを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    ウマ娘」のキャラクターにコパノリッキーが追加されることが発表されたのは5月の頭。かわいすぎるビジュアルで一目惚れした人もいたでしょうが、プロフィールの詳細は明かされなかったので、ネットでどんな馬だったかを調べた方も少なくないと思います。で、そこに書いてある、日馬における「歴代最多」だといわれるこんな言葉に「?」となった人もたくさんいたのではないでしょうか。 「GⅠ級11勝」 「GⅠ・Jpn1を11勝」 級? Jpn1? そう、実は少々複雑でして、厳密には「GⅠを11勝」とは表記できないからこうなっているのです。でも、詳しく説明すると長くなるので、それは文最後につけた「おまけ」を参照してください。というわけで、「競馬初心者の方にも分かりやすく」をモットーとしている当noteではコパノリッキーをこう表現させていただきます。 「ダートのGⅠを最もたくさん勝った馬」 とにかくすごかった。そし

    「ウマ娘」にも新登場!〝砂上の千両役者〟コパノリッキーを「東スポ」で振り返る|東スポnote
  • 「ウマ娘」でもコールが!アイネスフウジンのダービーを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    今年もダービーがやってきました。3歳馬の頂点を決める一戦は、有馬記念と並び、一般の人にもその名を知られる有名なレースで、毎年、多くのファンが東京競馬場を訪れます。コロナ前、2019年の入場者数は11万7538人。では、歴代のダービーで、最も入場者数が多かった年はどれぐらいの人が集まったと思いますか? 答えは驚異の19万6517人で、1990(平成2)年のことでした。今回は、場内で身動きが取れないほどだったというあの日の主役・アイネスフウジンを「東スポ」で振り返ります。熱狂の裏にあったのは、馬と人とのドラマ、競馬ブーム、そしてあの頃の日――。ダービーがなぜ特別なレースなのかも伝われば幸いです。「ウマ娘」が、なぜ「プリティー〝ダービー〟」なのかも見えてくるかもしれません。(文化部資料室・山崎正義) 1989年 デビュー前の調教で良い動きを見せていたアイネスフウジンは2番人気で新馬戦に出走しま

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  • 小さな天才少女!「ウマ娘」でも人気のニシノフラワーを「東スポ」で振り返る|東スポnote

    ウマ娘」のキャラの中で最も小さく、可憐で、愛らしいニシノフラワー。純真無垢で、けなげで、周りへの思いやりを忘れないと~ってもいいコなので、4月に育成キャラとして実装されたときは多くのファンが喜びました。同時にその天性のスピード能力にも驚いたのですが、実際のニシノフラワーも負けず劣らず天賦の才の持ち主でした。天才少女の開花物語を「東スポ」で振り返りましょう。(文化部資料室・山崎正義) 開花 実装が発表されたときに「東スポ競馬」の「史実発掘隊」というコラムで軽く書きましたが、ゲーム内でのニシノフラワーは登場キャラの中でも圧倒的に小柄です。身長135センチという設定は最小ですし、見た目も〝つぼみ〟感が満点なのですが、実際のニシノフラワーも小柄な牝馬でした。改めて、紙に残る、桜花賞ウイークの写真をご覧いただきましょう。 はい、他馬と並んでいないのにスレンダーなのが伝わりますよね。で、番の桜花

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