オリエンタルランドは25日、運営する東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)で上演している世界的サーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公演プログラム「ZED(ゼッド)」を年内いっぱいで終了すると発表した。東日本大震災の影響で、団体ツアー客などが激減したことが主因。オリエンタルランドはシルクの管理会社と業務提携しているが、公演終了に伴い解消する。 東京ディズニーリゾートは4月から順次、営業再開したものの、客足の戻りは鈍く、公演を続けても長期的に収益の確保が難しいと判断した。ZEDのための専用劇場「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」については、別用途での活用を検討している。 ZEDは、地上7階建て相当の高さと、約6メートルの舞台下を持つ球体上の劇場空間で、主人公「ゼッド」が天地の生き物たちと出合う様子を表現するアクロバットショー。2008年10月から上演を開始し、昨年7月には同一劇場の公演