マスコミが騒ぐ新技術のほとんどは眉唾である 相変わらず次世代環境車の議論が盛んで、その本命として扱われるのが電気自動車である。 しかし、新聞やテレビで大騒ぎする「新技術」の大半は「空騒ぎ」に終わる。実現する前に起こる大ブームは、大抵、投資を引き寄せるためか、政治的思惑で過剰に囃し立てられるものだからである。 例えば、戦後しばらくして米国で「空飛ぶ自動車」がもてはやされた時期があって、米国のマスコミはもちろんのこと、権威あるシンクタンクまでが「空を飛ばない自動車は時代遅れのポンコツになる」というようなレポートを出していた。 だが、今でも空を飛ぶ自動車を実際に観たことがある人間はごくまれだろう。 また、20~30年前に「常温超電導」なるものが日本の株式市場でもてはやされ「関連銘柄」が急騰したことがあった。が、こちらもいまだに常温での「超電導」(電気抵抗がゼロになるので、現在発生している莫大な送
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