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アメリカ大統領選挙に向けて、野党・共和党でトップを走るトランプ氏は、日本などアジアに駐留するアメリカ軍について「利益があるとは思わない」と述べ、この地域にアメリカ軍を展開することに消極的な姿勢を示しました。 この中でトランプ氏は、日本を含むアジア太平洋地域にアメリカ軍が駐留することについて、「利益があるとは思わない。アメリカはかつてと立場が違う。以前は非常に強力で豊かだったが、今は貧しい国になってしまった」と述べました。また、日本や韓国に駐留するアメリカ軍の経費についても、日本などが全額負担すべきだと主張しました。 トランプ氏は、NATO=北大西洋条約機構についても、アメリカにとって駐留費用の負担が多すぎるなどと主張し、アジアやヨーロッパでのアメリカ軍の展開に消極的な姿勢を見せた形です。 一方、南シナ海などで海洋進出を強める中国について、「信じられないほどの野心を抱いている」と警戒する一方
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