北海道の親戚から壺を貰ったので今夜は壺焼きにしようと2軒隣の近所の人と担任の先生と向かいのアパートの人全員を家に呼んだ。壺の中に入る順番は恨みっこなしのくじ引きで決める事になり結果として向かいのアパートに住んでいる一人暮らしの女性が最初に壺に入る事になった。壺の中に入ると身長は20分の1に縮むのでこの人数では一杯になる事はない。体積はXかけるYかけるZだから20の3乗まで広くなってる事になるからだ。一番目の人が入り2分後準備OKの着信がなった。自分は2番目だ。入って外殻を確保したら次の人の携帯に1回コールする事になっている。壺の中は日本ではないが入口を通してギリギリ電波が入る。携帯の充電が十分に残っていることを確認し鼻をつまみ目を瞑り壺に飛び込んだ。プールで耳に水が入ったような感覚がしたあと激しく平衡感覚が失われ世界がグニャグニャになった。気が付くと私は壺の外にいた。いや正確には壺の外とま