島根県の竹島について「韓国の領土だ」と主張する日本人3人が、23日、韓国側から竹島に上陸し、ソウルの日本大使館は、韓国の領有権を認めたと誤解を与えかない行為で遺憾だとしています。 竹島に上陸したのは、大阪の元大学講師など日本人3人で、23日午前、韓国キョンサン北道のウルルン島から船で竹島に上陸し、およそ20分間滞在しました。 3人は島根県の竹島について「韓国の領土だ」と主張していて、21日、経由地のプサンで記者会見を開き、韓国側から上陸する計画を明らかにしていました。 これに対し、プサンの日本総領事館の職員が3人に上陸を自粛するよう要請しましたが、受け入れられなかったということです。 ソウルの日本大使館は「日本の国民が韓国の出入国手続きに従って竹島に入ることは、竹島に対する韓国の領有権を認めたなどと誤解を与えかねず遺憾だ」としています。