テニスの大坂なおみ選手が28日、人種差別などへの抗議を表す「黒人の命も大切だ」という意味が書かれたTシャツを着てアメリカでのツアー大会の準決勝に登場し、ベルギーの選手をセットカウント2対0のストレートで下して決勝進出を決めました。 ニューヨークで開かれているこの大会は、全米オープンの前哨戦と位置づけられています。 世界ランキング10位の大坂選手は、26日の準々決勝に勝ったあと、ウィスコンシン州で黒人の男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として準決勝を棄権すると表明しましたが、これを受けて大会自体が27日の試合をすべて見合わせる事態となり、大坂選手は「より強い抗議の意思を伝えられる」などとしてボイコットを撤回しました。 28日に行われた準決勝で、大坂選手は「黒人の命も大切だ」という意味の「ブラック・ライブズ・マター」と書かれたTシャツを着て登場し、世界22位でベルギーのエリーゼ・メルテ
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