サッカーJ1リーグアビスパ福岡は3日、ホームのベスト電器スタジアムに名古屋グランパスを迎えて第28節の試合を行った。 まず、試合経過を簡単に振り返っておく。この試合には、物議を醸す2つのシーンがあった。 シーンその(1) 2分、名古屋がアビスパのゴール前に送ったロングボールを背走して追ったDF宮大樹と、ペナルティエリアを出てこのボールを処理しようとしたGK永石拓海の両者が激しく接触。頭を打った2人がフィールドに横たわるなかで名古屋はプレーを続行し、DF森下龍矢がゴールを奪う。GK永石は脳しんとうの疑いがあるため、そのままGK村上昌謙と交代する。 シーンその(2) 21分、MFジョルディ・クルークスが名古屋DFと交錯し、ピッチに倒れこむ。名古屋MFレオ・シルバはボールをフィールド外に蹴り出し、プレーを中断。アビスパボールのスローインで試合再開となり、スローインのボールを受けたFWルキアンがゴ