大阪市内の区役所の女性職員が、区長によるセクハラ行為を市に訴えていることがわかった。区長は公募で採用された24人のうちの一人。市は取材に「事実関係を調べる」としている。 市の関係者によると、女性は今月に入り、「区長から昨年、飲食店などで体を触られた」と相談した。市人事室が8月29日に区長から事情を聴くと、体に触れたことは認めたがセクハラを否定。一方で、同行していた他の職員は「不自然な様子もあった」という趣旨の説明をしているという。 区長は朝日新聞の取材に「昨秋にあった区役所の懇親会後、酔った女性を介抱するために他の職員とレストランに入った。背中をさするなどしたが、セクハラをしたつもりはない」と話している。 最新トップニュース