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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (11)

  • 「無限労働中年になれた」が勘違いだった話 - シロクマの屑籠

    年齢とともに気持ちが変わり、ライフステージも変わる。すると、生活や趣味や働き方も変わる。そういうことに関心をずっと寄せていた私にとって、2023年という時は「オレ、無限に働ける中年になれたのでは?」と思える一年でした。 その気持ちを書いたのが『50歳が近づいてきた中年の人生は「香車」のよう』というタイトルの、books&appsさん向け文章だったのですが、12月も後半になってきて、だんだん「香車」やってられなくなってきまして。 blog.tinect.jp 上掲リンク先を書いたのは11月の後半ぐらいで、その頃はまだ仕事やミッションに全力投球を続けていたんですが、12月に入って疲弊してきて、年の瀬に入って「これじゃ身体かメンタルのどちらかがぶっ壊れる」と思って全力投球モードをやめました。で、全力投球モードをやめて最近は何をしているかというと、宇宙探索です。 2020年に紹介記事を書いたことの

    「無限労働中年になれた」が勘違いだった話 - シロクマの屑籠
    orisaku
    orisaku 2023/12/28
  • 誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠

    今回の内容は、以前にも誰かが書いていたかもしれない。でもこれから私が書くことを一字一句違わず書いた人はいないはずだから、誰かに届くかもと期待しながら記してみる。 インターネットの普及期と現在を比較して、違っているところを挙げるとしたら何が挙がるだろう? アングラ感の強弱。インターネットの多数派がどんな人なのか。コミュニケーションの主な手段がウェブサイトかブログかSNSか動画か。挙げれば色々ある。 今日、まとめたいのは「誰もが表現者になれる時代の終わり」についてだ。 インターネットではさまざまな新しいネットサービスが流行っては廃れを繰り返してきた。そして共通点がある。どのサービスでも、流行期には「誰もが表現者になれる」という夢が薄らぼんやりと漂い、それに釣られて集まってくる人々がいた。 90年代から00年代のはじめはウェブサイトの時代だった。この頃インターネットをはじめたアーリーアダプターた

    誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠
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    orisaku 2023/08/30
  • 認知機能がギリギリで保たれている高齢者について少し - シロクマの屑籠

    ちょっと高齢者の健康についてしゃべりたくなったので、しゃべらせてください。 [B! 医療] 「こんなに急に悪化するとは思わなかった」これから親を看取る人は知っておきたい"老衰死の経過" いつ墜落するかわからない低空飛行中の飛行機の状態 2022年の10月頃、なとろむ先生*1が、いきなり容体が悪化する高齢者の話をなさっていた。誤嚥性肺炎や心不全といったかたちで心臓・肺・腎臓の機能が一気に悪化する。でも、それは当の意味で急激に悪化したのでなく、もともとエイジングによってかなり弱くなっていたのだ。ちゃんと機能を保つギリギリの低空飛行をしていたものが、そのギリギリが保てなくなってホメオスタシスを維持できなくなった高齢者のケースは、医療に携わる者なら誰でも出会ったことのあると思う。 だから高血圧や肺気腫を放置していても元気に振舞っている高齢者も、案外、そのホメオスタシスは余裕綽々で保たれているわけ

    認知機能がギリギリで保たれている高齢者について少し - シロクマの屑籠
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    orisaku 2023/07/30
  • 風呂と戦っている人々 - シロクマの屑籠

    時折、うちのインターネットの観測範囲内には「風呂と戦っている」「風呂との戦いに勝利した」といったメッセージが流れてくる。世間で「風呂は命の洗濯」などといわれるのをよそに、風呂を戦いの対象とみなし、一定の労力というかヨッコラショ感を伴ったかたちで風呂に臨む人たちが存在している。 入浴のできるできないは、一応、精神医療とも関係のある問題ではある。 たとえばうつ病や統合失調症など、精神疾患が一定以上に具合が悪くなると、それまでは楽しみにしていた入浴が億劫になったり後回しになったりすることがある。もともと入浴に抵抗が無かった人が入浴困難になっている時には、なんらか精神疾患が伴っていて、それも結構な具合の悪さになっていることを疑ってみてもいいと思う。 しかし入浴できない人=精神疾患がめちゃくちゃ具合が悪くなっている人、と決めつけるのも早合点だ。実際、そういうわけじゃないのに入浴が苦手な人も世間にはい

    風呂と戦っている人々 - シロクマの屑籠
    orisaku
    orisaku 2023/01/30
    何だかやたらキラキラしてて読めん上位ブコメが1つあるんじゃが、気のせいかのう?
  • 『何者かになりたい』が出版されます - シロクマの屑籠

    何者かになりたい 作者:熊代 亨発売日: 2021/06/12メディア: 単行(ソフトカバー) このたび私は、「何者かになりたい」という願い、「何者にもなれない」という悩みについてのを出していただく運びとなりました。 SNS時代の「何者」とは、いまどきのアイデンティティの問題とは 『何者かになりたい』はじめに SNS時代の「何者」とは、いまどきのアイデンティティの問題とは 中年期を迎えた私自身にとって、「何者かになりたい」という願いや悩みは新しい問題ではありませんでした。先達が残したアイデンティティ論のおかげもあり、私のなかでは回答が出ている問題だと思っていました。もう回答があるから、わざわざ語るまでもあるまい──そうも考えていました。 ところが2020年、ある編集者さんから「何者かになりたい」「何者にもなれない」について熊代亨のを読んでみたいとお誘いをいただき、アップトゥデイトな"

    『何者かになりたい』が出版されます - シロクマの屑籠
    orisaku
    orisaku 2021/05/24
    マリリン・マンソンの”the nobodies ”おすすめですよ。歌詞が泣ける。♪we’re nobodies, wannabe somebodies
  • おのぼりさん、タワーマンション、自然災害 - シロクマの屑籠

    まず、下記リンク先の文章を読んでいただきたい。 武蔵小杉の浸水被害は叩いてもいいという風潮 - レールを外れてもまだ生きる - コロポンのブログ 武蔵小杉は私たちのような共働きおのぼりさん夫婦を受け入れてくれる場所だったということもあり、このエリアに住み始めてもう5年ほど経過。そうこうしてる子どもも生まれて、街に愛着も持つようになりました。 この文章を読み、私はずっと前からモヤモヤしていたタワーマンションに対する気持ちが整理できたので、言葉にしてみたいと思う。 「地方でいう、山を切り拓いて作ったニュータウン」の首都圏版 タワーマンション不動産屋さんのtwitterアカウントがやたらと持ち上げていることも含めて、近寄りがたいなぁとは思っていた。ちょっと昔、耐震偽装問題が世を騒がせたことも記憶に新しい。 それと、タワーマンションの立っている土地は、なんだか水害に弱そうな気がしていた。 武蔵

    おのぼりさん、タワーマンション、自然災害 - シロクマの屑籠
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    orisaku 2019/10/15
  • 1000リツイートを越えるとtwitterの闇が迫ってくる - シロクマの屑籠

    twitterは、1000リツイートを越えたあたりから闇が迫ってくる。 ここでいう闇とは、まったく脈絡の無いことをリプライしてくるアカウントや、「テレビに向かって大声で怒鳴っている人のtwitter版」のようなアカウントのことだ。「平然とクソリプする人々」とまとめて構わないかもしれない。 100リツイートまでの範囲では、twitterの闇はほとんど体感しないで済む。500リツイートあたりから少し怪しくなって、1000リツイートに辿り着くか辿り着かないぐらいでハッキリ増える。まったく文章の読めていない人・怒鳴りたいだけの人・不吉なアイコンの人がゾロゾロと現れ、私のタイムラインにその不気味な姿を晒すようになる。 数字だけで考えると、100人にリツイートされれば100人に1人の闇がタイムラインに出没し、1000人にリツイートされれば1000人に1人の闇が迫ってくると考えたくなる。逆に言うと、10

    1000リツイートを越えるとtwitterの闇が迫ってくる - シロクマの屑籠
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    orisaku 2019/09/23
    「不吉なアイコン」が気になって気になって
  • 「いかがだったでしょうか」さん、今しか書けないこと、書いてますか。 - シロクマの屑籠

    インターネットを誰もが利用するようになって、ブログやSNSや動画でいろんな人が情報発信するようになった。文章を、フレーズを、コンテンツを配信するようになった。それはそれで結構なことだと思う。 さて、二十年ほどインターネットに文章を書き続けていると、気づかされることがある。 それは、「その年の自分には書けても、5年後の自分には決して書けない文章がある」ということだ。 たとえば、私は2006年にこんなことをブログ記事に書いている。 これから式場の下見に行ってきますが - シロクマの屑籠 とはいえ結婚などという難儀な選択肢を選ぶことも、結局は漏れ出る諸執着に由来するわけで、その限りにおいて落胆や絶望の萌芽から逃げきれません。一方、僕は自分が凡庸な人間である、少なくとも凡庸な人間とそう変わらない行動遺伝学的特徴を持った雄であると推定しているので、凡庸な人生の諸先輩が創りあげてきた世間智から大きく外

    「いかがだったでしょうか」さん、今しか書けないこと、書いてますか。 - シロクマの屑籠
    orisaku
    orisaku 2019/09/09
    ディスられまくりで笑った。まあある程度歳をとると、褒められようがディスられようが「思い通りに書いた」ことの方が価値が高く思うのも確か。例えどれだけ称賛されても「書かされた」感が少しでもあるとダメなのよ
  • はてなブログがもっと俺に輝けと囁いている - シロクマの屑籠

    はてなブログに引っ越してきて二週間が経ちました。まず、どんな使い勝手か実験してみようと思い、心の赴くままブログを書いてみましたが、えらく攻撃的というか、煽り気味になってしまったと反省しています。 「もしかして、はてなブログが俺の攻撃性や煽り性を引き出しているんじゃないか?」 そんな思いがよぎった事もありましたが、さしあたって気にしないでおこうと思い、黙ってブログ記事の量産につとめました。先月は原稿を書かなくて構わない期間が二週間ほどあったので、今、ブログをまとめて書かなければ次にいつ書けるのか自信がなかったからです。 はたして、私のブログ記事はアグレッシブな疾走……というより暴走気味になりました。ある人は、そんな私の姿をみて 最近なんか冬眠前に腹を空かせて人里に下りてきたみたいな感じあるな と評していましたが、その通りだったと思います。私は、はてなダイアリー時代よりも好戦的で論争的なブロガ

    はてなブログがもっと俺に輝けと囁いている - シロクマの屑籠
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    orisaku 2015/11/07
    溢れるはてな愛。これではてなも安泰(?
  • 『シロクマの屑籠』は十周年を迎えました - シロクマの屑籠

    日、『シロクマの屑籠』は十周年を迎えました。 十年前の私は、脳内に溜まりに溜まったオタク論やコミュニケーション論を文章として吐き出せる喜びに無我夢中で、ただただブログを書くのが楽しい毎日でした。些細な気づきも、抱えていた妄念も手当たり次第に書き殴り、自分の文章が(ウェブサイトよりもずっと簡便に)wwwにアップロードできること自体がご褒美のようなものでした。 くわえて、あちこちのニュースサイトさんにブログ記事を紹介して頂いたり、はてなブックマークが集まったり、他のブロガーさんからトラックバックを頂いたりして、心理的な欲求も随分と充たしてきました。 承認欲求を充たすことが私のブログライフを後押ししてきたのは想像に難くありません。でも、はてなダイアリーを使い続けていた私が、承認欲求だけでなく所属欲求も充たしていた点は強調しておきましょう。「同じようなトピックスに言及しているブロガー同士」「似た

    『シロクマの屑籠』は十周年を迎えました - シロクマの屑籠
    orisaku
    orisaku 2015/10/17
    おめでとうございます。最近の熟練の切れ味、迫力からすると、ブログ名を「シロクマの咆哮」とかに変えられてもいいのでは…と思います。ホント怖いです。
  • はてなで有名になりたい?だったら“パンツを脱げ”よ! - シロクマの屑籠

    はてなで有名になりたい 匿名ダイアリーを書くような人間が「はてなで有名になりたい」とは、とんだお笑い草ですね。それとも、アカウント名を名乗るのも恥ずかしいのでしょうか? そんな恥ずかしがりが有名を夢見るなんてとんでもない!有名とは、来、恥ずかしいものです。恥の感覚を強く伴うものです。恥ずかしがりな人にとって、有名とは、ただそれだけで息苦しい状態です。 あなたのような、匿名ダイアリーに「はてなで有名になりたい」と書く人は、有名である事に耐えられないタイプに違いありません。ちょっと注目が集まっただけで承認欲求の快楽と渇望がドロドロになった、おそろしい感覚に囚われるでしょう。で、炎上未満のボヤ騒ぎで恥の感覚に耐えきれなくなってアカウントを非公開にするのが関の山ではないでしょうか。 もちろん、すべてのネットユーザーが恥の感覚に直面するわけではありません。心臓がビス止めの人達・恥知らずな人達・感性

    はてなで有名になりたい?だったら“パンツを脱げ”よ! - シロクマの屑籠
    orisaku
    orisaku 2015/10/16
    白熊が好物を差し出されて嬉々として喰らいついてる感じ。口の周りは血まみれだ。恐ろしい恐ろしい(;´Д`)
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