薬剤師として薬局を経営しつつ、薬局向けITソリューションをエンジニアと一緒に開発している山口洋介です。2年ほど前に「空飛ぶ処方せん」という無料の処方せん送信サービスをリリースしました。現在では全国50店舗超の薬局と、500名ほどの患者さんにご利用いただいています。 薬局に限らずですが、サービス業の業務効率は製造業に比べて著しく低いと言われています。最近話題になっている人工知能やIoTで、薬局の業務効率化につながるツールを開発して、全国の薬局、薬剤師に役立ててもらうよう活動しています。 今回、2つのことを皆さんにお伝えしようと思い寄稿しました。1つは、薬剤師とITサービス開発を組み合わせて働いたことで得た気付き。2つめが、わたしが働き方において心がけてきたことです。 薬局のシステム改善は薬剤師の自分がやったほうが早い?と始めたプログラミング そもそも薬剤師なのになぜプログラミングをやっている