Interview 2018.01.15 MON 脳波計でのセルフケアを、体温や血圧のように身近で気軽なものへ ――PGV株式会社 吉本秀輔 脳波計、と聞いてどんなものをイメージされるでしょうか。 頭に沢山の電極を取り付け、無数のケーブルが伸び、計測中はじっとしていなければいけない。 こうした脳波計の印象を大きく変える「パッチ式脳波センサー」を展開するのがPGV株式会社。 重さわずか24g、絆創膏のように簡単に装着して剥がれない。ワイヤレスで脳波計測可能。 この技術を活用し「脳波も、体温計や血圧計のように気軽に測定できる」世界を実現する取り組みについて、同社の最高データ責任者吉本さんにお話を伺いました。 ■装着感はまるで冷えピタや絆創膏。材料、回路、システムまで自社開発――このパッチ式の脳波センサーは、小型・軽量・ワイヤレスと従来の脳波計のイメージと異なります。誕生の背景を教えてください。