自分がGoogleアナリティクスを利用していろいろなことを発見していても、上司や同僚がデータにほとんど興味を示さず苦慮している方も大勢いるだろう。興味がない人にデータを見る習慣を植え付けるのはなかなか難しく、また興味があっても能動的にGoogleアナリティクスにログインしてデータを見てもらうのはハードルが高い。 そうした場合、たとえば「大きな変動が見つかったときに」あるいは「月に1回定期的に」自動的にメールが届くという仕組みを作るのはどうだろう。メールが送られたタイミングで、あわせてその上司や同僚に声をかけて軽く説明し、徐々に興味を持ってもらえるようにしてみよう。今回紹介する機能は次の2つだ。 大きな変動が見つかったときにメールで知らせる → 「カスタムアラート」機能月に1回定期的にメールで知らせる → 「共有」機能ただし、毎日のように送り付けるのは禁物だ。かえってうっとうしがられないよう
Googleアナリティクスでは、ディメンションと指標の組み合わせにおいて、多くのレポートが用意されていている。しかし、少しなじんでくると「もう少し違う指標の組み合わせでレポートを見たい」「ここであの指標が見られればいいのに」と感じることはないだろうか? そのような場合に、自分が見たいディメンションと指標の組み合わせを比較的自由に組み合わせて見られるレポートが「カスタムレポート」だ。これまで複数のレポートを行き来して確認していたデータがあれば、1つのカスタムレポートにまとめれば日々の分析も楽になるだろう。 たとえば、今回は例として「メディア」→「参照元」→「ランディングページ」→「離脱ページ」と順番にドリルダウンするだけで一直線に深掘りしていけるレポートを紹介する。このように標準のレポートではそうなっていなくても、見たい順に掘り下げていけるレポートを自由に作成できるわけだ。 今回から何回かに
前回の第1回では、なぜグラフ化のスキルが重要であるかという点をお話ししました。これから派生形を含めて最終的には9種類のグラフについて順に解説していきますが、第2回となる今回では、よく利用される4種類のグラフの特徴をまず概観してみます。円グラフ、折れ線グラフ、棒グラフ、散布図の4つです。 それぞれのグラフは、何を表現したいかに応じて使い分けることになりますが、いざ表を目の前にしてグラフを作ろうとしたときに、どのグラフを使うのがベストなのかがすぐには判断がつきにくいこともあります。判断のポイントとなるのは、「系列数」「質的視点」「量的視点」という3つの見方です。 チェックポイント1 系列数(数値の列が1つか、複数か?)まずはベースとなる表の「系列数」を見ます。系列数という言葉はあまり耳慣れない言葉ですが、わかりやすくいうと、グラフ作成のベースとなる表において、数値が1列なのか複数列あるのかとい
僕がCEOを務めているStone Temple Consultingでは、「Google AJAX 検索 API」と「Google AJAX フィード API」を使って少し遊んでみた。これらは、ウェブサイトに動的コンテンツを埋め込むためのすばらしいツールだ。 今回の記事では、この2つのAPIを使ってサイトにコンテンツを埋め込む方法を説明しようと思う。 Google AJAX フィード APIこれは、よそのサイトから(RSSやAtomなどの)フィードを取得してコンテンツを抽出し、それを自分のサイトに埋め込めるようにするGoogleのAPIだ。フィード管理ウィザードの使い方などは開発ガイドから参照できる。 Google AJAX フィード APIがどのように機能するのかを理解してもらうために、Web担から最近の記事を表示するサンプルを作ってみよう。次のようになる。 ブログのあるサイトだけでなく
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