(戸籍乗っ取りをして他人に「なりすます」ような犯罪は「背乗り(はいのり)」と呼ばれている。他人の人生をそのまま乗っ取ってしまうのだから、卑劣で危険な犯罪である。2013年に書いたこの記事は今も読まれている) 2011年3月11日に起きた東日本大震災では、約2万人近くの死者が出ている。中には、家族全員が亡くなってしまったケースや、単身者が人知れず亡くなったケースも多い。 そして、現在になって、非常にきな臭く薄気味悪い事象が出てきているという。 死者や行方不明者の「戸籍」が一部で、異様な動きがポツリポツリと起きているのだ。何が起きているのか。 「死んだはずの人間」が、よその県で次々と転入届を出していたのである。 警察と公安は非常に神経を尖らせて、戸籍の動きをチェックしていると言われているが、死んだはず、あるいは行方不明のはずの人間が、なぜ今になって生き返って戸籍を動かそうとしているのか。 最も