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ブックマーク / www.webdice.jp (52)

  • 「自分のなかのラップ観ががらっと変わった」ヒップホップを再び獲得したECDの新作『TEN YEARS AFTER』 - webDICE

    ECDがニューアルバム『TEN YEARS AFTER』をリリースする。昨年リリースされたアルバム『天国よりマシなパンの耳』以降も、ジャンルを問わず続けられるライブ・パフォーマンス、そして短編小説集『暮らしの手帖』、植一子との共著『ホームシック生活(2~3人分)』を上梓と、精力的な活動を続けている彼が発表する新作は、15年ぶりのヒップホップ・アルバムという形容もむべなるかな。リスナーとしてのめり込んでいるという昨今のヒップホップの大きなムーブメントのひとつであるサウス系からインフルエンスによるトラックメイキングは、ここ数年の極日常的な言葉の世界にさらなるアイディアと幅を与えたようだ。 ヒップホップばかり聴いている ──昨年から今年にかけてはとてもアクティブに活動されているなというのはリスナーも感じていると思うんですが、前作のインタビューの際にも「次はヒップホップな感じになる」というお話を

    「自分のなかのラップ観ががらっと変わった」ヒップホップを再び獲得したECDの新作『TEN YEARS AFTER』 - webDICE
  • 映画監督らが『ザ・コーヴ』上映中止に緊急声明 - webDICE

    映画館や配給会社に送付したらしいが、アップリンクには届いていない以下の声明。 ------------------ 問題は、「自由の敵は自主規制」であるということ。 誰だって、街宣されれば嫌だし、近所迷惑になるし、まして個人宅まで来られるとまいる。 ただ、ドキュメンタリー映画を、しかも始めから社会的問題提起をしているとわかっている映画を公開するなら、そういうリスクがあるという想定の上で、それなりの「覚悟」を持って配給、上映をしなければならないということだと思う。 以下の声明は、いまひとつ誰に訴えているのかわかりにくいが、これは映画館に対して訴えている事なのだろう。 映画館を経営しているものとして、ちょっとした脅しで、現場は、観客の安全、従業員の安全、経営的損失を考え、表現の自由は守りたいけど、万が一の事があったらどうしようと恐れをなす。 そこで、映画を上映するとは、そういったリスクをも抱え

    orzie
    orzie 2010/06/14
    「自由の敵は「己の事なかれ主義と恐怖心」である。」
  • 「アメリカは世界一のバーチャル・ウォーター輸出国」佐久間智子氏×沖大幹氏トークショー・レポート - webDICE

    映画『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』公開を記念して、渋谷アップリンク・ファクトリーにて水問題の調査・研究に長く取り組むアジア太平洋資料センター理事の佐久間智子氏と、バーチャル・ウォーター研究の第一人者である東京大学教授の沖大幹氏によるトークショーが行われた。 映画の上映後に行われたこの日の講演は、日での水の安全に関する意識の高さを象徴するように、バーチャル・ウォーターという概念について、そして水の権利についてお二方が持論を展開し、終盤には参加者との質疑応答も活発に交わされた。 640億立方メートルの水を輸入している日 沖大幹(以下、沖):日が輸入している主要な料として小麦や大豆とうもろこし、大麦といったものがあります。輸入するのではなく、もしそれを日で作ったとしたとしたらどのくらい水が必要だったのでしょうか。実は、とうもろこしや小麦だとだいたい2,000倍くらい、1キログラ

    「アメリカは世界一のバーチャル・ウォーター輸出国」佐久間智子氏×沖大幹氏トークショー・レポート - webDICE
    orzie
    orzie 2010/04/30
    農業畜産物として輸出入される「バーチャル・ウォーター」の存在を考えると世界の水資源の枯渇は日本の食糧事情に直結してくる問題。映画『ゴールド・ウォーター』の中で示されている解決策は不備がある。
  • [CINEMA] 「この映画は気休めのように設置してある倫理観という壁を破壊する」─『おそいひと』クロスレビュー - webDICE

    (c)2010 Shima Films All Rights Reserved. 公開時の異例とも言える反響を経て、待望のDVDリリースとなる今作。新作『堀川中立売』の公開も楽しみな柴田剛監督による物語を描ききる力強い筆致、そして主演を務める住田雅清のたくましい存在感が太い柱となっている作品である。介護をする周囲の人物や同じく障害を持つ友人との交流を丁寧に繋げていくことで、主人公の住田が文字通り体を張って狂気の縁へと乗り込んでいく様により、正常と異常の境目はどこにあるのかという命題を問いかけていく。だらしなく酔いつぶれ、ハードコアなミクスチャー・サウンドに戯れる住田の極めて人間臭いキャラクターが、その後の暴走に説得力を加えている。 (c)2010 Shima Films All Rights Reserved. だからこそ凄惨な描写よりもまず、住田の生き方にある種の潔さを感じてしまうことに

    [CINEMA] 「この映画は気休めのように設置してある倫理観という壁を破壊する」─『おそいひと』クロスレビュー - webDICE
    orzie
    orzie 2010/04/30
    公開時に1回見たきりでまた見たいからDVD買おっと
  • シネマライズ 7月から原点へ戻り1館のみの運営へ - webDICE

    今日、シネマライズ関係者に話を聞いたところ、7月をめどにライズXと地下のシネマライズを上映作品が終了次第閉館とし、2階のシネマライズのみで運営を行うという。なお、2階の303席は現状の椅子をさらに快適なものに取り替えて若干席を減らす予定だという。2館を閉館する理由として、シネマライズのブランド力を維持するために1986年1館(現在の地下)でスタートした原点に戻り1館(2階)による編成に移行し、選りすぐりの作品のみを上映するという開館当初の姿勢に立ち返るためという。 5月1日〜21日は、シネマライズで過去にヒットし話題となった『トレイン・スポッティング』『ブエノスアイレス』『アメリ』を800円で上映するので、ミニシアターブームの一時代を築いた同映画館(地下)の見納めとして出かけてみてはどうだろう。

  • 「この映画で水問題の解決法を見つけることは自分に課したゴールだった」『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』サム・ボッゾ監督に訊く - webDICE

    身近な水から世界を変える連載開始!1/16より公開、2010年の最重要問題〈水〉をグローバルな視点で収めた傑作ドキュメンタリー 2010年1月16日よりロードショーとなる映画『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』。公開に合わせサム・ボッゾ監督が来日を果たした。今作は行政と企業による水の利権争いや、ボトル・ウォーターがいかなるシステムで利益を上げているかなど、グローバルな水を取り巻く問題をレポートしている。そうした大きな視点を元に、身の回りでできるアクションで私たちの水の権利ひいては生きる権利を守ることができることをあらためて確認できる作品だ。劇映画をメインの表現活動としてきた監督がドキュメンタリーにのめりこんでいったきっかけからインタビューはスタートした。 モード・バーロウのに出会ったのが制作のきっかけ ── 作は〈POLITICS〉、〈THE WATER WARS〉、〈THE WAY

    「この映画で水問題の解決法を見つけることは自分に課したゴールだった」『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』サム・ボッゾ監督に訊く - webDICE
    orzie
    orzie 2010/04/30
    「実は制作の最初の段階では水の問題について何も知らなかった。偶然出会った『「水」戦争の世紀』でいろんなことを教わり、水こそが石油に替わるものなのだと驚かされた」
  • 非実在青少年の二次元キャラを東京都が規制 - webDICE

    ようするにアニメやマンガで描かれる人物で18歳以上に見えないキャラクターを東京都条例が「非実在青少年」と命名し規制する。 東京都「顔や声が18歳以上に見えない二次元キャラを『非実在青少年』と定義して規制する」 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1429873.html 番外その22:東京都青少年保護条例改正案全文の転載 http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-cbc1.html

    orzie
    orzie 2010/03/01
    表現規制
  • [CINEMA]「パク・チャヌクの暴力に対する意志と躊躇はふたりの主人公によって分かち持たれている」『渇き』クロスレビュー - webDICE

    (c)2009 CJ ENTERTAINMENT INC., FOCUS FEATURES INTERNATIONAL & MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED パク・チャヌク監督の最新作『渇き』は、『復讐者に憐れみを』(2002年)『オールド・ボーイ』(2003年)『親切なクムジャさん』(2005年)と次々と問題作を発表し続けてきた彼の集大成であり、その作品に特徴的な無尽蔵のバイタリティがいかんなく発揮されている。吸血鬼となった神父サンヒョン、夫とその母に抑圧されながら生きる若いテジュ。二人の密かに情を通じるスリルを中心に、人間の能が有む諧謔と悲しさをパワフルに描ききっているのだ。自らカトリックの信者だった監督の聖職への好奇心に端を発したこの物語は、突然襲いかかる暴力描写や夜の街を飛び回る主人公二人の姿など、突飛な設定を持ちながら、そこに雑多な韓国庶民の団らん

    [CINEMA]「パク・チャヌクの暴力に対する意志と躊躇はふたりの主人公によって分かち持たれている」『渇き』クロスレビュー - webDICE
  • 株式相場操作の元早大生の夢の限界 - webDICE

    相場で犯罪というが、まあ、株式相場自体がギギャンブルなので、そんなことでどう儲けようがいいのだが、儲けたカネの使い道があまりにも貧しい。これは教育の問題だと思う。今時の大学ではどうカネを稼ぐかは学生のうちから教えているが、重要なのはどうカネを使うかではないのか。 結局、日の男どもの夢は「マンション」「外車」そして「女」でしかないのだ。 世界一貧しい夢を持った男が多い国に違いない。 相場操縦の元早大生ら、キャバクラ豪遊8千万 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100219-OYT1T01202.htm

    orzie
    orzie 2010/02/27
    「結局、日本の男どもの夢は「マンション」「外車」そして「女」でしかないのだ。 世界一貧しい夢を持った男が多い国に違いない」
  • 今野裕一×浅井隆 対談【後編】:「ネットは劣化コピーの温床」 - webDICE

    (左から)浅井隆、今野裕一 ★【前編】の記事はコチラから http://www.webdice.jp/dice/detail/1667/ メディアは「よく騙せ」 浅井:次の『夜想』の特集は? 今野:次はモンスターとフリークスの特集。ネットの中で人が悪意を倍増させてることが、身体を介在して人の殺人にいたることがなぜ起きるのか。悪意が充満した力によって人を殺したりとかいろいろなことが起こると思っていて。ネットの影響はすごい大きいと思う。 浅井:秋葉原通り魔事件の加藤は、ずっと携帯で自分の行動をアップしていましたね。 今野:僕はあれを見た瞬間に、止めてくれる人がほしかったんだろうなと思った。ほんとに行くよって書いてあるじゃない。みんな信じてないわけ、ネットのことって嘘だから。あれを「お前やめろよ!」っていう人が10人でもいたら…でも彼はそういう友達もいなかった。報道っていろんなふうにねじっていい

    今野裕一×浅井隆 対談【後編】:「ネットは劣化コピーの温床」 - webDICE
  • 「フェリーニ『8 2/1』の日本版を作りたかった」─知られざる名作『愛しき日々よ』誕生秘話 - webDICE

    映画『愛しき日々よ』より、門田頼命(左)、かたせ梨乃(右) 毎年300前後の日映画が公開される中、名作でありながらあまり人に見られる機会のないまま時の彼方に埋もれてしまう作品は数知れない。そしてそんな映画の一つ一つに映画史を彩る物語がある。今回、そんな知られざる名作の一、保坂延彦監督作品『愛しき日々よ』がアップリンクよりDVD化された。監督の保坂延彦さんにお話を伺う。 もんた&ブラザーズのジャケットを見たときに、こいつだと思った ── 『愛しき日々よ』の公開は1985年、東宝配給ですね。封切り当時の状況は? 『愛しき日々よ』は、東宝の有楽シネマという所で一館だけだったんです。今はない劇場だけど。その隣の隣にね、新しい劇場がオープンするっていうので黒澤さんの『乱』をやっていた。初日が一緒だったと思う。で、初日にね、『乱』はやっぱり並んでるなあって思ってたら、うちの『愛しき日々よ』に並ん

    「フェリーニ『8 2/1』の日本版を作りたかった」─知られざる名作『愛しき日々よ』誕生秘話 - webDICE
  • 「自分たちが新しい局面に行っていることをアナウンスする公演に」―チェルフィッチュ主宰・岡田利規インタビュー - webDICE

    撮影:コスガデスガ 国内外のアーティストとの共同制作や小説集の発売など、自身が主宰する劇団・チェルフィッチュの活動に留まらず多岐に渡り活躍中の演劇作家、小説家の岡田利規。このたび2年半振りの新作『わたしたちは無傷な別人であるのか?』を発表する。『三月の5日間』の評価により定着したイメージを払拭するためにも、新しい局面に向かっていることを示す新作について、話を聞いた。 上演期間を長くとることで作品を成熟させる ──今回、公演期間が横浜だけで約3週間と長いですね。 ここまで期間が長いのは初めてですね。長くやるとその分作品が育つので、長くやりたいのです。番とリハーサルの区別みたいなものが自分の中で少しずつ楽観できてくる気がするんですよ。上演の中でも、わかってくるし、成熟していく。そうやって上演が育っていく。そういうものなんですよね、演劇、舞台って。そのプロセスをやっぱり味わいたくて。 ──会場

    「自分たちが新しい局面に行っていることをアナウンスする公演に」―チェルフィッチュ主宰・岡田利規インタビュー - webDICE