好利回りを警戒せよ! 個人も法人も、現在、お金を扱う上で最も重要なのは、「低金利」といかに付き合うかだろう。 長期金利(10年国債の流通利回り)は現在一時の利回りマイナス状態をわずかに脱しているが、「ほぼゼロ」の状態だ。 預金金利は、メガバンクにあっては普通預金から10年の定期預金に至るまで、0%から0.01%のレンジに収まるような案配だ。0.01%とは、100万円預けて1年間で100円の利息という計算であり、さらにこれに税金がかかるのだ。 個人にあっては、低金利の環境下で預金や国債など確実な手段ではお金が増えないことに苛立って、わずかな利回り差を求めてリスクのある社債投資に走ったり、元本にリスクがありかつ手数料が高いのに、分配金の利回りに釣られて毎月分配型の投資信託を買ったりしないことが肝要だ。 社債は、時に利回りが魅力的に見えることもあるが、発行企業に債務不履行のリスクがあるゆえに利回
![低金利時代に「リスクなし」でお金を増やすなら、オススメはこの一択(山崎 元) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0bb2232846643acbe40654db519a9f658ccc95ba/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2F6%2F1200m%2Fimg_a6949f39442c3c9aea0cc67bd3ac2794310220.jpg)