ギリシャが事実上の債務不履行(デフォルト)の判定を受けた。米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が28日、「ギリシャを選択的デフォルト状態と評価した」と発表した。全負債のうち一部を返済できない状態という話だ。ギリシャは海外債権団に返さなければならない元金と利子の53%以上の棒引きを受けた。債権者の立場から見ればそれだけ回収できなかったことになる。 ギリシャ問題は世界的な国家負債危機の縮小版だ。世界の主要国はとてつもない多額の負債を背負っている。コロンビア大学教授でノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ氏は、「負債規模があまりに大きく、経済規模などに照らし相対的に健全かどうか判断しにくい状態」と話すほどだ。経済規模が大きくてもどの国でも負債危機に陥りかねないという状況という話だ。 一言で、世界が負債という時限爆弾を抱えている姿だ。本紙はソウル大学のパク・ギホ教授(地
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