ブックマーク / blog.japan.cnet.com (2)

  • CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:「これを読めばすべてわかるっていうブログはないんか?」

    出版社は、どのようにしてインターネットビジネスに取り組もうと考えているのだろうか。 その格好の題材が、つい先日リリースされた。電通と、同社の元CMプランナーが設立したベンチャー企業「タグボート」がスタートさせた雑誌の立ち読みサイト「magabon(マガボン)」である。マガボンには講談社や光文社など、大手出版社を中心に30社以上が参加しており、男性誌から女性誌、趣味の雑誌まで幅広い分野の雑誌の最新号を発行日前日から閲覧できるというものだ。 実際に使ってみると、サイトには雑誌表紙のサムネールが表示され、「ちょい読み」をクリックすれば、Adobe Flashによるビューアーが立ち上がる。このビューアーは画面のサイズが変更できず、画像のダウンロードにもかなり時間がかかるなど使い勝手はあまり良くないが、しかしまあ気軽に雑誌の目次からトップ記事あたりのイメージが閲覧できるのは事実だ。 しかしこのマガボ

  • CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:危機感のない出版業界

    マスマーケティングからナノマーケティング、パーソナルマーケティングへと広告手法が激動の時期を迎えている中で、どのようにしてメディア産業が生き残っていくのか。新聞社や出版社、テレビ局、ラジオ局などはさまざまに試行錯誤を重ねている。私もここ数年、メディア業界の人々と会い、彼らがどのように将来ビジョンを考えているのかを折りに触れて取材してきた。 新聞社とラジオ局の危機感は、共通している部分がある。新聞社は、新聞の宅配制度という収益の柱が消滅することをきわめて恐れていて、「宅配がなくなったら新聞社は生きていけない」と思い詰めている。ラジオ局も同様で、音声というコンテンツを最大活用するためにポッドキャスティングを試み、あるいはコンテンツから派生するサブコンテンツを商売の道具にしようとしている。 一方で、あまり危機感がないのがテレビ局と出版社だ。テレビ局は通信と放送の融合というキーワードがここ数年、盛

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