第1章で述べたように、KPIは、大きくてみにくいエクセルシートや、複雑なアプリケーションソフトはいやだと通常の会社が思っていることへの回答となる。KPIについての考え方をひとことでいうならば、技術的データを収集し、それをビジネスに適した言葉で表現するということだ。 KPIは、生データではなく、比率、パーセンテージ、平均で表現される。KPIは、円グラフや棒グラフではなく、タコメーター、温度計、赤信号(など何か意図を示すもの)KPIは、ただの表ではなく、その時々の状況や、変化を強調する。KPIは、ビジネス上の重要な行動につながる。適切なKPIはすべて行動につながるという最後の項目こそ、最も重要な点である。大切なので繰り返して言うが、『適切なKPIはすべて行動につながる』のだ。乱暴な言い方をすると、「指標が急に動いたり、想定外の動きをしたときに、メールや電話で知らせたり、助けを呼びにいったり、と
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