インド・ケララ州イダキーで、野生のゾウを移送する森林保護当局の職員(2023年4月29日撮影)。(c)Shiyami / AFP 【5月1日 AFP】インドの森林保護当局は先月末、南部ケララ(Kerala)州で少なくとも6人を死なせた野生ゾウを麻酔銃を使って捕獲し、野生動物保護区に移送した。メディアが報じた。 この雄のゾウは、米や穀物を扱う店を襲うことからArikomban(米好きのゾウ)と呼ばれていた。 英字紙インディアン・エクスプレス(Indian Express)によれば、4月29日に森林保護当局の職員150人によって捕獲されたが、麻酔銃で5発撃たれても抵抗を続けたという。 足を縛られて目隠しをされ、野生のゾウを捕獲するために訓練されたクムキと呼ばれるゾウ4頭によってトラックに押し込まれた後、全地球測位システム(GPS)付きの首輪をはめられ、野生動物保護区に移送された。 環境活動家は