「当社の次世代データセンターのコンセプトである『データセンター3.0』を、2009年にも実現すべく開発を進めている」。データセンター3.0で米シスコが描くのは、分散するデータセンターの統合。仮想化技術を利用することで、サーバーやストレージだけでなく、ネットワークまでも巨大な一つのシステム・リソースとして活用し、運用管理は自動化する。 同社は、データセンター3.0の実現に向けたスイッチの新製品「Nexus 5000」を、Cisco Partner Summit 2008で披露している。データセンター・ソリューションのマーケティングを担当するダグラス・ガーレイ シニア・ディレクタ(写真)に、Nexus 5000とデータセンター3.0について聞いた。 ■新製品のNexus 5000には、データセンター3.0に必要な機能のうち、仮想化と統合の二つの要素を実装している。具体的には、サーバー用のLAN
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