気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン マンション市況が、ついに「危険水域」に突入したようだ。いつ下落しても不思議ではない。 不動産経済研究所の調査によると、7月の首都圏マンションの平均価格は5305万円。1992年11月(5711万円)以来の高値となった。東京23区では、7月の平均価格は7109万円と前年同月比900万円近く高騰。「いつか来た道」をひた走っている。 不動産業界は「都心部での億ションの売り上げが好調で、平均価格を押し上げた結果」と「前向き」にとらえる。確かに野村不動産が千代田区で売り出した億ション306戸は即日完売、積水ハウスの渋谷のマンションの平均価格は3億円と、景気のいい話も飛び込んでくる。富裕層の億ション購入熱が高いのは事実だろう。「まだ上がる」と転売を狙って