11日、ロシア軍の複数の軍用機が、日本周辺の日本海と太平洋をほぼ同時に飛行し、自衛隊機がスクランブル=緊急発進しましたが、領空侵犯はありませんでした。ロシア機のこうした飛行パターンが確認されたのは3年前の平成26年以来で、防衛省は飛行の目的を分析しています。 また、ほぼ同じ時間帯に、ロシア軍のTU142哨戒機2機が、日本周辺の太平洋上を飛行しているのが確認されました。 このうち、日本海上で確認された4機は石川県の能登半島沖で、太平洋上の2機は東京の伊豆諸島の沖合でそれぞれUターンし、北海道沖を通ってロシア方面に戻ったということです。 この間、自衛隊機がスクランブル=緊急発進しましたが、領空侵犯はありませんでした。ロシア機が日本周辺の日本海と太平洋上でほぼ同時に確認されたのは3年前の平成26年4月以来で、防衛省は飛行の目的を分析しています。