2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は27日、5月に実施した五輪チケット一次抽選販売で約6900枚(約1億8千万円相当)が不正に購入されたとみられると発表した。組織委は規約に違反するとしてこれらを無効化し、払い戻しも行わない方針。 組織委によると、チケット申し込み時にはID登録が必要となるが、虚偽の個人情報で不正取得された疑いのあるIDが約3万件確認された。うち約1200件が当選し、実際に購入されたという。手口や発覚の経緯など詳細は明らかにしなかったが、「(不正転売を目的とした)グループの行為と認識している」とした。すでに警視庁に相談している。 五輪チケットの一次抽選販売には約512万人(ID)が申し込み、7月までに約322万枚が購入された。今回、不正購入が正式に確認されたチケットは無効化した上で、改めて購入機会を設ける。 一方、組織委は今月24日に購入手続きを締め切った追加抽選に
![不正IDで6900枚購入 五輪チケット、無効化へ - 産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dfff0a3a4996cda898f88c83810dea2d4f16677d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fcommon%2Fimages%2Fv1%2Fnews_ogp.png%3Fspo1909270029)