「私は、サイトを評価する際の基準値として、すべての商品ジャンルでとは言えないが、トップページの直帰率はオーガニック検索の場合、25%までは目指せると考えている。全体直帰率は30%、広告経由の流入でも直帰率は50~60%まで持っていけるはずだ」と橘氏は語る。また、入力フォームの項目すべてがファーストビューに収まる場合、入力完了までのコンバージョン率は50%以上を目指すべきだという。 さらに、入力項目が25以上ある口座開設やローン開設の入力ページにおけるコンバージョン率は通常10%ほどだが、橘氏はこれまでの経験から40%以上を目指すことができると力説する。こういった基準値をしっかりと出すことで、自社サイトが毎日どれくらいの損失を出しているかを知ることができ、改善のための予算を胸を張って申請できるようになるのだ。 サイトの出来・不出来はアクセス解析でわかる。ページビュー数や訪問者数をただ眺めるだ