カンガルー科クアッカワラビー属に分類される有袋類。 体長は40~55cm、体重は2.7~4.2kg 通常、25~150頭の群れを作り、主に湿原で生活しています。 生息地はオーストラリア南西部のロットネスト島やボールド島。 (クアッカワラビーが初めて船乗りたちに発見されたときにネズミと間違えられ、 「ネズミの巣」を意味するロットネス”Rottenest”島と名付けられました。) 【絶滅危惧種】 以前はオーストラリア南西部広域に分布していましたが、開発に因る湿原の減少や、人間が持ち込んだキツネや猫に捕食が原因で、生息数が激減しています。 保護活動は行われていますが、数の回復には至っていません。 湿原では植物を踏み固めてトンネル状の通路を作って移動します。 食べ物は草、木の芽、葉など。 1回に1頭の子を産み、生まれた子は母親の袋(育児嚢)の中で約190日間生活した後、さらに2か月後に乳離れをしま