役に立たないもの(物・者)が役に立つ というような、話が好きです。 たとえば、 占いの館でのこんな話。 「婚約者がいるが本当に結婚するべきかどうか……」 「H社のあの車と、T社のあの車どちらを買うべきか……」 決めかねている内容はこれに限らず、どちらを選ぶべきか、そんな悩みを抱えていたとします。 いっちょ、占い師にでも見てもらうか! というわけで占いの館に訪れたわけです。 どうせなら的確なアドバイス(占い結果)がほしいと考えているとします。 そこには、3つの部屋があり、それぞれに1人の占い師がいます。 だれが統計を取ったかは置いといて、以下の様な占い師それぞれの占いが当たる結果が出ているとします。 A)よく当たると評判の売れっ子人気占い師A…当たる確率は70%。 B)当たるも八卦、当たらぬも八卦な占い師B…当たる確率は50%。 C)当たらないと評判のかわいそうな占い師C…当たる確率は20%