日本って「柔よく剛を制す」の精神が強すぎると思うんだ。 日本の病の一つ目。「戦力の逐次投入」 - 漂流する身体。 過度の柔道精神というかね。この記事を読んでそんなことをつらつらと。 「柔よく剛を制す」ってのはさ、日本の美意識としては大変に素晴らしいし、自分も日本人としてその美意識を多少なりとも持っているわけだけども、そもそも論として弱者の発想なんだよね。「剛」になれなかった者としての。弱者の戦術という面があるわけじゃん。 一番いいのは「技に秀でた剛の者」なわけでね。力がなければ技で行け。技がなければ力。その両者があれば最強。言う事ないわけでしょ。 それを如実に示す競技がバレーボール。「東洋の魔女」とか言われて、コンビバレーで一世を風靡したけど、最近では世界のトップからはだいぶ距離を置かれているでしょ。コンビバレーってのは身長に劣る日本ならではの「売り」だったわけだけども、それを日本より背の