ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (38)

  • インドネシア政府の決断から考える - Chikirinの日記

    先日行われたインドネシアの高速鉄道の入札結果は、とても興味深いものでした。 ここ数年、首都ジャカルタからバンドゥン(インドネシア第三の都市)まで新幹線のような高速鉄道を敷くという計画がもちあがり、日中国が受注を競っていました。 世界一の技術と安全性を売り込む日にたいして、コストの安さと工期の短さを訴え、「中国の高速鉄道なら、ジョコ大統領の任期中に完成しますよ!」とアピールする中国。 この二ヵ国はインドネシアにとって超重要な経済関係国。どちらが勝っても、負けた国との関係が悪化するのでは? と懸念されるほどの激しい受注競争でした。 最初は日が優勢だったらしいけど、途中で日が取り込んでいた商業大臣が辞任、中国側が猛追すると、 日も建設費用のための円借款( ODA )の返済条件を大幅に緩和するなど、最後までデッドヒートが続いており、その結果には多くの人が注目していたんです。 ところが、

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    osyamyun 2015/09/09
  • 客がスーパーのレジに求めるもの - Chikirinの日記

    先日、何気なく↓のように呟いたところ・・ たくさんのツイートを頂きました。やっぱり皆さん、気になっているんですね! そうなんですよ。特に急いでるわけじゃなくても、自分の列が早いとスゴく気持ちよいのです。てか、隣のレジが早いと、半端ないガッカリ感に襲われます。 ★★★ ↓ 客側の要素としてはこれが、列の進み具合に影響を与える二大要素なわけですが、 ↓ ここまで考えたことはなかったです。 ↓ 中にはスーパーの地域性に依って基準を変えるという強者も! ・・・みんないろいろ考えてるんですね。 レジ待ち時間に影響を与える要素は下記の通りですが、 1.レジ打ちスタッフ側 1-a スキル 1-b 人数(ひとつのレジ担当のスタッフ数) 2.客側 2-a 買っている商品の数 2-b 支払いの素早さ 2-c 領収書請求やクレームなど、突発事項の可能性 私は、 ・ 1 が 2 より重要、 ・ 2-a より 2-

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    osyamyun 2014/03/02
  • 世界の知をクラウドで集め始めたグローバル企業 - Chikirinの日記

    「クラウドソーシングが未来の働き方を変える」シリーズ、今日は、企業からみたその意義について、(コスト削減ではなく)オープンイノベーション & オープン・プロブレムソルビングに関する事例をご紹介します。 参考図書は下記です。 クラウドソーシングの衝撃 雇用流動化時代の働き方・雇い方革命 (NextPublishing)posted with amazlet at 15.12.17比嘉邦彦 井川甲作 インプレスR&D (2013-06-21) 売り上げランキング: 244,793 Amazon.co.jpで詳細を見る → キンドル版もあります! ★★★ イーライリリー社は、2001年、研究開発上の問題解決のために、INNOCENTIVEというクラウドソーシングサイトを立ち上げました。同社は世界トップ10に入る(武田薬品工業より大きな)製薬会社です。 このサイトでは現在、様々な企業が自社内で解決

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    osyamyun 2013/07/24
  • マンションの地震保険とか意味不明 - Chikirinの日記

    この前、分譲マンション住まいなのに地震保険に加入してる人がいて、ちょっと驚きました。 マンションの地震保険って、 ・管理組合で入る共用部分向けの地震保険と、 ・個別の家庭が入る専有部分のための地震保険があるんですが、 どっちにしろ「なんでそんなもんに入ってんの?」って感じです。 火災保険(&家財保険)には、もちろん私も入っています。でも火災保険と地震保険は、全く性格が違います。 きちんと理解したほうがいいのは、次の3点です。 1)地震はエリア災害であり、個別災害である火災とはまったく異なる 2)分譲マンションの管理組合には、一定レベルを超える意思決定能力はない 3)地震保険が支払われる全壊・半壊が起こったら、「修理や建て替え」なんてせず、他所に引っ越したい人もたくさんでてくる。もちろん自分自身も含め。 これらの理由により、分譲マンションの区分所有者が地震保険に入るというのは、ほとんど意味が

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    osyamyun 2013/05/07
  • 自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記

    まさかと思いますけど、「自分の強みを活かして勝負する」のが「いい作戦だ!」と思ってる人はもういませんよね? この「自分の持っている価値あるものを活かして○○する」という発想法のリスクや限界については、しっかり意識しておいたほうがいいです。 だってこれ、あきらかに「供給者視点」であって「消費者視点」じゃないでしょ。 そこが致命的なんです。 ↓こう書けばわかるかな。 供給者視点=自社の持つ圧倒的に優れた技術を活かして、商品開発! 消費者視点=消費者が熱狂するほど欲しがるものを、世界中から他社の技術を集めてでも開発! どうですか? 前者と後者の典型的な会社名、すぐに思い浮かぶでしょ? 前者は「差別化が大事」とか思ってるけど、後者は差別化なんて気にもしてない。 「差別化」ってのは対競合の視点であって、対顧客の視点の言葉じゃないから。 競合と顧客、まずはどっちを見るべきなのか、よくよく考えたほうがい

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    osyamyun 2013/03/12
  • はてな訪問 - Chikirinの日記

    はてな”に遊びに行ってきました。“はてな”というのは、私がこの「Chikirinの日記」を書くのに使っているブログサービスを運営している会社です。 下記がこのサイトのURLですが、hatena って文字が入ってますよね。この会社です。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ はてなは京都で創業され、今も社は京都なのですが、最近、東京でもオフィスを(再)オープンされたということで、遊びに行っていきました。南青山のこじんまりしたビルの3Fにあります。 入り口には、見慣れたマークが! はてなオフィスの内装はナチュラル&シンプル系です。そういえば先月はmixiを訪問し、先々月はGoogleランチを頂いてきたのですが、オフィスデザインにはそれぞれ個性があって興味深いですね。 このロゴの下に受付電話があったので、「あのー、ちきりんと申します。近藤社長とお約束をいただいてる

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    osyamyun 2013/01/16
  • 人も組織も年をとる - Chikirinの日記

    今年も終わろうとしています。昔は、日人はみな1月1日を迎える度にひとつ歳をとっていました。いわゆる“数え年”というやつです。 数え年システムでは、生まれた時が1歳で、その後は1月1日にひとつずつ増えます。日全員、一年に一回、正月と一緒に誕生日を祝えばいいので、超合理的ですね。 さて今日は、組織も一年にひとつ、歳をとるのよん、というお話です。 今、従業員の平均年齢が30才の組織があるとしましょう。その組織の、10年後の社員の平均年齢は40才です。 「いやいや、そんなことにはならないよ」って? そうですね。ならない場合も多々あります。どういう場合かというと、若い人が入ってくる場合です。 たとえば、30才の人が10人いる会社は、一年後に平均年齢が31才になります。平均年齢を上げないためには、20才の人がひとり入社すればいいです。20才ひとりと31才10人で、平均年齢は30才です。 その翌年、

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    osyamyun 2012/12/26
  • ドワンゴの株主総会に行ってきました - Chikirinの日記

    たまたま時間があったので、ドワンゴの株主総会(&事業説明会)に行ってきました。 こんな会社だから若い人が多いのかしらと思ったらぜんぜんで、他企業の総会同様、平均年齢はかなり高かったです。席も半分くらいしか埋まってないし。だいたい平日の昼間に株主総会なんて来られないですからね、若い人は。 お土産のカップがカワイイ! 最初に小林宏社長が、招集通知の資料にも書いてある今期の業績をたんたんと読み上げながら説明されます。前列の役員席にはおなじみの川上量生さんや夏野剛さんも。 夏野さんは終始とても姿勢が良く、「姿勢いいと、いい感じだなー」と我が身を反省しました。川上さんは普通のスーツにネクタイをされていて、堀江貴文さんが「オレが逮捕されたのはネクタイを締めなかった罪なんだ」と言われていたのを思い出しました。 なるほどね。そんなことで逮捕を免れられるなら、ネクタイくらいした方がいいですよね。 小林社長の

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    osyamyun 2012/12/19
  • 国民審査と一票の格差 - Chikirinの日記

    もうすぐ衆議院選挙ですね。 この日、選挙に行った有権者は、国民審査にも参加することになります。 コレ、非常に重要な制度であるにも関わらず、よく知られていないのでまとめておきます。 Q1.国民審査って何? 最高裁の裁判官について、国民が「罷免するか」 or 「そのまま任務についていてよいか」を審査をする制度です。罷免とはクビみたいなもんです。 Q2.いつ行われるの? 各裁判官が就任直後の衆議院選で行われます。10年在任している人については再度行われます。 なので、毎回 対象となる人数は異なります。 Q3.どのように行われるの? 投票用紙として、国民審査を受ける裁判官の名前が記された票(表)を渡されます。 信任しない場合は、名前の上のボックスに「×」をつけます。信任する場合は何も書かずに投函します。(ここがポイントです) 「○」をふくめ、「× 以外」のどんな記号を書いても、その票は無効票扱いさ

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    osyamyun 2012/12/06
  • 「工場のすべて」シリーズに期待! - Chikirinの日記

    最近「すごくおもしろい!」とワクワクしながら読んでいるのが、コレ↓ 半導体工場のすべて 作者: 菊地正典出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2012/08/24メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 129回この商品を含むブログ (7件) を見る 著者は1968年に東大工学部を卒業後NECに入社、その後は一貫して半導体関連業務に携わってきた方で、最後は半導体事業グループの統括部長、主席技師長を務められています。つまりは“半導体のエキスパート” そういう方が懇切丁寧に半導体工場のすべてを解説してくださっているです。 こんな感じ↓ <目 次> 第一章 半導体工場の敷地内を歩いてみると 第二章 ICはこうして作られる 第三章 ICづくりを支える裏方プロセスを追う 第四章 原材料や機械・設備について知っておこう 第五章 検査でのミス発見法、出荷する方法 第六章 知られ

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    osyamyun 2012/11/10
  • 未来の働き方について、もっとずっと考えたい - Chikirinの日記

    先日、『ワークシフト』というを題材に、ツイッター上でSocial book reading with CHIKIRIN というイベントを開催しました。 事前アンケートには781名が回答、2時間で3000ものツイートがなされ、ツイートせず読んでいただけ、という人も含めると相当数の方が参加されたと思います。 多くの書店さんが告知に協力してくださり、著者のリンダ・グラットン教授からはビデオメッセージも頂きました。そしてなによりも、参加してくださった皆様に心から感謝しています。 さて、この件について、ちきりんが思ったことを備忘録的にメモっておきましょう。 <議論用プラットフォームが必要> 私も含め、多くの人が開始直後に「これをリアルタイムで追いかけるのは無理!」と気がつきました。 開始と同時にハッシュタグをつけたツイートが集中し、どんなツイッターソフトを使っている人でも、それらを追いながらインタ

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    osyamyun 2012/10/11
  • 領土問題の変遷と、その背景の世界構造 - Chikirinの日記

    最近は韓国中国との領土問題(というか、島の領有権問題)について、メディアでも世論でも大いに盛り上がっているけれど、これって「なんでこんなに盛り上がってるんだっけ?」というのがよくわからず、ちょっと考えてみました。 関係国はみんな「あそこは我が国の固有の領土だ」とか言ってるわけだから、領土問題自体はずっと昔から存在したはず。ところが、それを巡る議論はずっと盛り上がってるわけでもありません。 外交機関や関係者(および右とか左の方々)は昔から関心をもっていたんでしょうけど、「一般メディアや普通の人は20年前にも尖閣だ竹島だと騒いでいたか?」と言えば、全くそんなことはなかった。てか、対馬とか放置プレイも甚だしい。 それがなんでここんとこ、一般人も含めて大きく騒がれ始めているんだろう? ちきりんが興味あるのは領土問題そのものより、「領土問題についてみんなが騒ぐのは、どういうタイミングなの? 背景に

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    osyamyun 2012/09/05
  • 大津市の中学校 イジメそして自殺事件 - Chikirinの日記

    大津市の中学校で、相当ひどいレベルの“いじめ”に遭っていたと思われる男子生徒が自殺した事件。自殺は昨年の10月なんだけど、警察が被害届を受け付けてこなかったり、学校や教育委員会がいじめの実態や、それを知っていたことを隠そうとしてる疑いが濃厚であったりで、ここのところ連日、報道が続いています。 この件についていろいろ考えてはいるのですが、あまりまとまって何か書けるわけではありません。ただ備忘録的に、ちきりんが今回の件に関して考えたことのリストだけ残しておこうと思います。 1.今回は、学校側がいじめを認識していなかったというのは、かなり不自然に思えます。でも、その実態を知っていたのだとしたら、学校の先生の立場で「いじめを見て放置する」動機はなんなんでしょうね? 加害側生徒の親が有力者だったとも報道されていますが、だからいじめを黙認した、というのは考えにくいです。たとえ親がえらい人でも、「これは

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    osyamyun 2012/07/15
  • 海外旅行はあと10年 - Chikirinの日記

    私は旅行好きで、これまで多くの国を旅してきました。 同時に、仕事でも海外出張が多かったため、一昨年に会社を辞めた後は「これからはいつでも海外に行けるから、急いであちこちいく必要はないかな」とも考えていました。 ですが最近、考えが変わりました。「海外で行きたい場所は、早めに行っておこう」という気になったのです。 理由は・・・「円が世界で通用するのも、あと 10年くらいかも」と感じ始めているからです。 若い人にとっては「日円が世界で通用しない時代」なんて想像できないかもしれません。 けれど 1985年のプラザ合意の前、 1ドルは 240円もしていて、海外旅行に行けるのは芸能人やお金持ちだけでした。 普通の人が海外旅行をするのは(円という通貨の力が足りないために)ほとんど不可能だったのです。 その後、円が高くなってからは、日円と日のパスポートを持っていれば、学生でさえ世界を旅行することがで

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    osyamyun 2012/02/28
  • その船を、いつ降りる? - Chikirinの日記

    最近、東電を辞める若い人が増えてるらしいけど、「退職が震災前の3倍のペース」などと報道されていて、「すごいな。そんなに辞めないんだ」とびっくりした。 だって震災前なんて、あんなに条件のいい会社を辞める人はすんごい少なかったはず。それが、震災後に3倍にしかなってない(純増分は2倍に過ぎない)なんてスゴイ。ほんと、みんな辞めないもんだね。 人間にとって、自分の乗っている船が沈みそうになった時、「どのタイミングでその船を降りるか」という判断はすごく大事。ちきりんがこのことを痛感したのが長銀だった。 日長期信用銀行が破綻したのは1998年の秋だけど、金融界ではその数年前から「相当ヤバイでしょ」というのはみんなわかってた。経済的には破綻してるけど、政治的にどうするのかがよくわからない、というだけの状態だった。 もちろん、その頃も学生だけは相変わらず、超一流企業、長銀への就職に殺到していたけれど、内

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    osyamyun 2012/02/21
  • 金正男氏の運命やいかに・・・(いろんな意味で) - Chikirinの日記

    10年ぶりくらいにハードカバーのを買いました。 しかも付箋を貼りながら熟読! 私は連合赤軍、よど号事件などの新左翼や北朝鮮関係の話題が好きで、「どんだけ?」っていうくらい関連を読んでいます ↓ 金正男氏に興味を持ったきっかけは、金正日氏の2番目のであり、金正男氏の実母であるソン・ヘリムさんの姉、ヘランさんが書いた(下記)を読んだこと。 北朝鮮はるかなり―金正日官邸で暮らした20年 (文春文庫)posted with amazlet at 17.02.28成 〓琅 文藝春秋 売り上げランキング: 83,207 Amazon.co.jpで詳細を見る 彼女は自らも息子と娘をつれて、妹家族(=金正日、金正男、ソン・ヘリム)と長い間、同居しており、その頃の話を書いたです。 (ヘリム、ヘラン姉妹は韓国出身なので、親に連れられて北に来た経緯や、その後の体験についても書いてあります。) 表紙の写

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    osyamyun 2012/02/07
  • 退職決断のための「黄金基準」はこれだ! - Chikirinの日記

    『自分のアタマで考えよう』の第五章「判断基準はシンプルが一番」の中に、 「ものごとが決められないのは選択肢が多いからじゃなく、選択基準が多すぎるからです!」という話を書いています。 自分のアタマで考えようposted with amazlet at 15.11.10ちきりん ダイヤモンド社 売り上げランキング: 2,304 Amazon.co.jpで詳細を見る → Kindle 版 → 楽天ブックス 上記のでは婚活女子の例で説明した「2×2の表」ですが、これって他の判断にもスゴク便利に使えます。 たとえば、会社を辞めようかどうか迷って迷って迷ってなかなか決められない人。決められない理由は判断基準が多すぎるからです。 「経済的にはどうなる?」「次の仕事がより楽しいとは限らないよね?」「今の職場でももっとやりようがあるかも?」「今がベストのタイミングなの? もしかして来年の方がいい?」などな

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    osyamyun 2011/12/17
  • もうひとつのゼロベース思考 - Chikirinの日記

    よく聞く「ゼロベース思考」の意味は、「固定観念や既成概念にとらわれることなく考えましょう」というもので、ちきりんも『自分のアタマで考えよう』の中で「知識と思考の分離」と称して同じことを言っています。 ですが、「ゼロから考える」という思考手法には、もうひとつ重要な側面があります。それは、「既存制度を前提とせずに、あるべき論(あるべき姿)を考えよう」というものです。 自分のアタマで考えようposted with amazlet at 15.11.10ちきりん ダイヤモンド社 売り上げランキング: 2,304 Amazon.co.jpで詳細を見る → Kindle 版 → 楽天ブックス たとえば税制について考える時、「消費税が低所得者に不利というのはホントなの?」と考えるのが前者です。 「消費税は逆累進的だから低所得者に損な制度」というのは“常識”らしいので、それに「ほんと?」と疑問を投げかける

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    osyamyun 2011/12/09
  • 「退職挨拶メール」を共有しよう! - Chikirinの日記

    先日、こうつぶやいた。 そしたらこんな返事があった。 そうか。最初は「そういうメールを集めたがあったら、めっちゃ読みたいな!」って思ったんだけど、上のツイートをもらって、「だったら募集しちゃえばいいんだ!」と思い至った。 というわけで、みなさんの退職挨拶メール、募集します! 誰かが人生の転機に真剣に考えたことは、次の誰かの人生の転機につながるはず。 ★★★ <退職挨拶メール&ブログ> (順番は送っていただいた順です。最新のは一番下に追加していきます。) 01) “Google Japan, 2年半, 25歳”の場合 02) “広告制作会社プランナー、9年半、34歳”の場合 03) “ITコンサルタント, 9ヶ月, 35歳”の場合 04) “野村證券、3年半”の場合 05) “東芝、3年半、27歳”の場合 06) “人材紹介、5年、27歳”の場合 07) “マイコミジャーナル、4年半”の場

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    osyamyun 2011/12/06
  • ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記

    会社で働いていた頃、「この人、すごいっ!」と思う人にたくさん出会いました。 中でも私が一番感心したのは、「超ギリギリのタイミングまで、まとめに入らない人たち」です。 なんでもそうですが、何かを作り上げる時には「作る」+「整える」という二段階の作業が必要です。 最初の「作る」は「中心的な価値」を生み出す作業で、 後半の「整える」は、生み出した価値をお客様に説明しやすく&売りやすくするため、細部や体裁を整え、きれいにパッケージする、みたいな作業です。 この「作る」から「整える」に移行するタイミングを「まとめに入る」と呼びます。 たとえば 10日後に締め切りの企画書があるとしましょう。 このとき、デキる人は最初の 9日間は「まとめ」についていっさい意識せず、思考をどんどん発散させて、考えることに集中します。 一方、6日目くらいからは「まとめ」を意識して「落としどころ」を探りに入る人もいます。これ

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    osyamyun 2011/11/24