■■第1章:ナチス・ドイツの革新的な航空機開発計画 ●「都市伝説」の1つとしてよく話題になるナチス・ドイツのUFO開発の話は、どこまでが本当なのだろうか? 全てがウソなのだろうか? それとも少しは真実を含んでいるのだろうか? 真相は謎に包まれているが、第二次大戦中、ナチス・ドイツでは変わった形の航空機が多数開発されており、単に翼の形が円盤の形をしている航空機や、尾翼のない無尾翼機ならば、公式に存在していたことが確認されている。 ●例えば、ナチス・ドイツではザック「AS-6」と呼ばれる円形翼のプロペラ機(レシプロエンジン機)が試作されていた。 ↑第二次世界大戦末期の1944年、ドイツ占領下のプラハで試作された円形翼機「AS-6」 その特異な形状から「空飛ぶビール・コースター」と呼ばれていたという。しかし 飛行テストに一度も成功しないまま、連合軍の空襲で破壊されてしまった。 ●またホルテン「H