やさしいコンピュータ科学 (Ascii books) 作者:アラン・W. ビアマンASCIIAmazon 最近、流行りのものを勉強するより、技術の賞味期限が長いコンピュータサイエンスの基本の理論を再勉強しようという気持ちが強い。そこで、とりあえず概論でも見るかという気持ちになって、「やさしいコンピュータ科学」を読んだ。 この本はコンピュータ科学の概論を出来るだけやさしく書いた本。カバーする範囲もある程度広範囲で、プログラミングとは何か、プログラミングの最小構成要素、アルゴリズム、電子回路、計算困難などを取り扱っている。やさしい、というワードを関しているだけあって、たしかに変に専門用語は使っていない。 ざっと眺めただけなのだけど、個人的には大学で習ったことをぼんやりと思い出した。ぼんやりと思い出して、そういえばこういうのもあったなあという気持ちにはなれたので、まあ全体の概論はもう理解できてい