カブクは2013年6月19日、3Dプリンターを使って出力した製品を誰でもネット経由で気軽に販売できるようにするオンラインサービス「rinkak」(リンカク、写真)を発表した。同日から利用者限定のクローズドベータサービスの提供を開始し、6月中には利用者を公募する形のオープンベータサービスに移行する見込み。正式サービスの提供日時は未定。 rinkakは、新しい「ものづくりマーケット」機能を提供するサービス。高性能な3Dプリンターなどを利用することで、精度の高い立体物をオーダーに基づいて1個単位でその都度製造して販売する。Android向けの日本語入力アプリ「Simeji」の開発者である「adamrocker」こと足立昌彦氏と、同社社長CEOである稲田雅彦氏が共同で立ち上げた。 3Dモデルデータを持っているクリエイターは、同サービスにモデルデータを登録しておくだけで、製造設備を持たずに製品を製造
![3Dプリンターで「誰でもメーカー」を実現、Simeji開発者の足立氏らがサービス開始](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)