地球には千種以上のげっ歯類が暮らしている。なかでも、プレーリーハタネズミ(Microtus ochrogaster)は特別な存在だ。 ギャラリー:ホッとする動物たちの寝顔 写真24点 北米の草地にすむ彼らは、げっ歯類としては珍しく一夫一婦制をとり、アルコールの摂取を好む。そのため、人間と比較する上で興味深い研究対象となる。 しかも、人間のカップルの一方だけが酒好きな場合に起きるのと似たような問題が、プレーリーハタネズミでも発生することが、学術誌「Frontiers in Psychiatry」に2017年に発表されている。 人間では、過度の飲酒は恋人や夫婦関係を悪化させる恐れがあり、離婚に至ることもある。夫婦関係が壊れやすいのは、ひとりだけが酒を大量に飲み、もう一方は飲まないケースだ。対して、双方とも酒好きな夫婦では通常、関係性に問題は生じない。しかしながら、飲酒が関係悪化の原因なのか、そ
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