DMM.make AKIBAのプロデュースやInternet of Things関連のアクセラレーター「ABBALab」の立ち上げ、さらにはネット家電ベンチャー「Cerevo」の経営体制一新時には投資家として活動するなど、いくつもの顔を持つ実業家の小笠原治氏がまた新しいプロジェクトを開始するそうだ。 同氏が本誌に教えてくれた話では、データセンター事業を手がけるさくらインターネット【3778】に8月からフェローとして参加、新たなIoT関連クラウドの開発を進めることになるという。小笠原氏は元々さくらインターネットの創業に関わったメンバーでもあり、1999年に同社が株式会社として設立された際には現在の代表取締役の田中邦裕氏らと共に最初の取締役を務めた。 その後一旦同社を離れるが、同社関連子会社の代表を依頼されるなど、田中氏と小笠原氏は付かず離れずの状況が続いていたという。3度目の復帰となる小笠原