2017年3月13日に、DeNAがキュレーションメディアに関する第三者委員会の調査報告書を公表(参照)。それを受けて守安功代表取締役社長と、創業者の南場智子会長が記者会見を開いた。筆者は調査報告書を三度読みして会見動画も二度見してみたが、やはり違和感が拭えず、これで幕引きとして良いのだろうかという疑問が沸いてきた。それを簡単にまとめておきたい。 まずは、『iemo』など9サイトを統括し、DeNAの執行役員でもある村田マリ氏と、『MERY』を立ち上げ運営してきた中川綾太郎氏に対する、DeNAの甘さ。彼ら2人は問題が明らかになってから一度も公の場に姿を現していない。会見で南場氏は「2人の有能な若者を正しく導けなかった責任は極めて重い」として彼らをかばうような発言をしている。また、両者について「悪意があってやったわけではない」という発言もあったが、悪意がなく著作権違反のコンテンツを量産したり、と
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