お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、自身の性的暴行疑惑を報じた「週刊文春」に名誉を毀損(きそん)されたとして発行元の文芸春秋などに損害賠償などを求めた訴訟で、松本側の代理人弁護士を務める田代政弘氏が11日、都内で報道陣の取材に応じ、10日配信の文春オンラインと11日発売の週刊文春の報道を完全否定した。 まさかの“場外乱闘”だ。文春側の報道では、松本に性行為を強要されたと主張する「A子」の出廷を、松本側が探偵を使って妨害工作しているなどと記述。A子さん側に金銭提供を持ちかけ、出廷しないように説得したとも報じた。 この日、取材に応じた田代弁護士は「全くの事実無根」と語気を強めながら、改めて報道を一蹴(いっしゅう)。松本本人の反応については「特にない。『記事は事実に反すること。粛々とマスコミ対応をしてほしい』と言われた」とやり取りを明かした。この記事による裁判の影響も「ない」とした