ブックマーク / natrom.hatenablog.com (4)

  • 内閣府チームによる研究開発プログラムの一つがニセ科学だった - NATROMのブログ

    内閣府チームによる研究開発プログラムにおいて科学的手法に問題があったことが日経済新聞のサイトに掲載された(日経産業新聞4月12日付)。 ■内閣府チーム、仮説段階の研究を表彰  :日経済新聞 「このコンテストから新しい企業の研究の種を育てたい」。ImPACTの山川義徳プログラムマネージャー(PM)は2月、都内のシンポジウムで力を込めた。壇上に上がった新田ゼラチンや日アロマ環境協会などの代表者に賞状を送り成果をたたえた。 コンテストの狙いは脳の健康に効果のありそうなべ物や生活習慣などを見つけることだ。企業などからアイデアを募り、山川PMらが開発した脳活動の指標をもとに、アイデアを試した時の脳の変化を測る。脳の健康に効果のありそうなものを表彰するという内容だ。今回が2回目でコラーゲンペプチドの摂取、ラベンダーのアロマハンドマッサージが表彰された。 山川PMらは1月には、製菓大手の明治と高

    内閣府チームによる研究開発プログラムの一つがニセ科学だった - NATROMのブログ
    otoan52
    otoan52 2017/04/13
    付け届けとTNDM(ToNDeMo: トンデモ指数)の相関に関する研究が待たれる。
  • 検診で発見されたがんの予後が良くても、がん検診が有効だとは言えないのはなぜか? - NATROMのブログ

    「わかる」って、たーのしー!よね 私たちは、地球が球形をしていて太陽の周りを回っていることを幼いうちから教えられている。けれども、地球が丸くて動いているなんて、よくよく考えると直観に反している仮説である。普通に考えれば地面は平らで動いていない。動いているのは太陽のほうだろう。人類で最初に地球が丸いと理解することは、さぞエキサイティングであっただろう。 別に人類で最初でなくったって、直観に反することが事実だわかる過程は素晴らしい体験である。私は大学生のころ、イギリスの進化生物学者であるドーキンスが書いた『利己的な遺伝子』(当時は『生物=生存機械論』)というを読んで、動物の行動は「種の保存」のためのものであるという「常識」が間違っていることを思い知らされた*1。貴重な体験であるが、どういう感情なのか説明するのが難しい。ゲームをプレイしたことのない方にはまったく伝わらないたとえで申し訳ないが、

    検診で発見されたがんの予後が良くても、がん検診が有効だとは言えないのはなぜか? - NATROMのブログ
    otoan52
    otoan52 2017/03/08
    なるほど。評価は確かに難しそうだ。ともあれ癌の治療が、早期発見したとしても十分に効果があると言い切れないレベルにあるというのは、理解しておいた方が良いのだろうなぁ。
  • 2017-02-07

    私の外来に糖尿病コントロールのあまりよくないおっちゃんがいる。しばしば入院を勧めるのだが、多忙を理由にいつも拒否される。病気に理解がない上司でもいるのか、職場を長期間休めないそうなのだ。従業員に急病で突然休まれるよりは予定入院で健康を保ってもらったほうが職場にとってもよいように思うのだが、仕事を休めず無理をする患者さんはけっこういらっしゃる。 おっちゃんは外来でも、診療時間ぎりぎりか、ときには診療時間が終了してから受診したりする。私だけでなく、看護師や検査技師や事務員の方々が残業することになりぶっちゃけたいへん迷惑である。建前では、急病ではない限り時間外受診はお断り、もしくは、次の診療日までの数日分の処方のみということになっている。しかし、おっちゃんにそんな対応をしても、次にいつ来院できるのがわからない。受診のために仕事を早退するのも一苦労なのだ。仕方ないねえ、とか言いながら、通常日数分の

    2017-02-07
    otoan52
    otoan52 2017/02/08
    薬を飲み続けるって相当キツイよ。ごく普通の人にとって。全部飲めっていわれた抗生物質さえ。一回も抜け漏れしたことがなかった人だけ石を投げなさい。(投げた人は概ね嘘つきです)
  • 利己的な遺伝子 - NATROMのブログ

    ■利己的な遺伝子 <増補新装版> リチャード・ドーキンス (著), 日高 敏隆 (訳) 30周年ということで、序文やらなんやら諸々ついて新装版が発売された。愛蔵版とかいって昔の漫画を再出版するのと同じ手法であるな。マニアでないなら第二版を持っている人は買う必要まったくなし。私は買ったけど。 と最初に出会ったときのことは忘れてしまったが、「利己的な遺伝子」の第二版に出会ったときのことは覚えている。大学生になって最初の春休み、東京の友人の家に遊びに行っていたときのことだ。新宿の紀伊国屋書店に行き、そのときだけはたいそう東京をうらやましく感じた。福岡にも紀伊国屋書店をはじめとして大型の書店はあるにはあるが、新宿の紀伊国屋書店のようにビル全部書店というものはない。何しろ、一つの階をすべて科学系ので占められているのだ。余談だが、コミックと文庫ばかりなのは目をつぶるとして、オカルトのコーナーはあ

    利己的な遺伝子 - NATROMのブログ
    otoan52
    otoan52 2017/01/31
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