ユーザーの知らぬ間に「追跡コード」も印刷 2005年10月20日 コメント: トラックバック (0) 高森郁哉/Infostand 2005年10月20日 米国の非営利団体、電子フロンティア財団(EFF)は17日(米国時間)、米ゼロックス社製のプリンターが印刷する“追跡コード”の解読に成功したと発表した。紙幣偽造などを防ぐためのコードで、同社は政府機関以外には解読できないと説明していた。 EFFは今年7月、ゼロックスのカラーレーザープリンター『ドキュカラー』が印刷した面に、プライバシー侵害の可能性のあるコードが刷り込まれていることを公表した。直径1ミリ未満の小さな黄色いドットが15行×8列の格子状に並んだもので、拡大鏡か、ドットを浮き立たせる青い光がなければ目に見えないという。 その後、米財務省秘密検察局(シークレット・サービス)が、このドットが犯罪に使われたプリンターを特定するための追跡