<< 前の記事 | トップページ | 2011年04月04日 (月) 【水野解説・"低レベル"汚染水を海に放出へ その問題は?】 東京電力は、福島第一原子力発電所の事故で、敷地内にある高濃度の放射性物質に汚染された水の貯蔵先を確保できなければ、今後、危険が生じるおそれがあるとして、法律に基づき、「廃棄物集中処理施設」にたまっているおよそ1万トンの低レベルの汚染水を今夜7時から海に放出することを明らかにしました。また、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設に保管されている1500トンの低レベルの汚染水については今夜9時から放出するとしています。経済産業省の原子力安全・保安院は、「緊急時のやむを得ない措置だ」とした上で、海洋モニタリングを強化し、放出による影響を可能な限り抑えるよう指示しました。 東電福島第一原発2号機では、「ピット」と呼ばれる施設でおとといの午前、