佐賀県唐津市内の中学校で、3年生の男子生徒がストーブで熱した1円玉をクラスの男子生徒4人に無理やり押し当ててやけどをさせていたことが16日明らかになった。 被害生徒が唐津署に被害届を提出し、同署が調べている。 市教委によると、加害生徒は1月29日、音楽の授業中に、教室にあったストーブで1円玉を熱して取り上げ、被害生徒4人の手を無理やり1円玉に押しつけた。被害生徒は手に全治2、3週間のやけどを負った。当時、教室では合唱の練習中で、担当講師は女子生徒の指導をしていて気づかなかったという。 被害生徒の保護者が学校に相談して発覚。加害生徒は被害者に謝罪したが、加害生徒の保護者の希望で学校には登校せず、自宅学習の措置が取られている。被害生徒は問題後も登校している。加害生徒は昨年11月末にも、被害生徒のうち1人を投げ飛ばし、肩を打撲させるけがを負わせ、謝罪している。 市教委の吉田道彦・学校教育課長は「