いま世界中に日本のアニメフアンがいる。その人たちは幼児期から子供の頃にかけて、日本のアニメ・テレビ番組を見て育っているのだ。優しく可愛い、日本のアニメのキャラクターが、大好きなのだ。 そのため大きくなってから、アニメの勉強に日本に行きたい、と思う人は少なくない。憧れの日本に行って日本語を勉強し、次いでアニメの勉強をして帰国し、沢山のアニメ番組を自分でも作りたいと思うのだ。 数日前に新宿のボスポラス・ハサンという、トルコ・レストランに招待した人もその一人だった。日本のホスト・ファミリーと私の友人の女性カメラマンと本人、そして私を含めて5人の会食となった。 彼女はシリアの大学で、挿絵や漫画のキャラクターなどの絵を描くことを、勉強していたようだ。政治の話が優先して、あまり個人的な話しは聞かなかった。シリアがいま内戦状態になっており、ダマスカスには彼女の家族がいるのだから、今後彼女はどうするか、と
以前からサウジアラビアの王家の、国王を含む人事では年功序列的なシステムになっていることが、問題視されてきた。この方式に従うと、高齢者が国王のポストに就任し、次いで皇太子そして閣僚となってしまうのだ。 その弊害がこのところ露骨に出てきている。国王の高齢が第一に問題だが、皇太子の高齢も同じ様に問題になっている。極端な言い方が許されるならば、国王が死去し皇太子が格上げで国王に就任しても、間も無く新国王が死亡することが、十分に起こりうるからだ。 今回もアブドッラー国王が8月末に出国したが、その後今日まで、行き先は公表されていない。多分病気治療が目的で、アメリカに行ったのではないか、と推測されている。そのことは、アブドッラー国王が健康を回復して帰国するという保証がない、ということでもあろう。 アブドッラー国王がサウジアラビアから出国した後、幾つもの推測記事が書かれているし、危険な兆候も見え隠れしてい
来月半ばに、ロシア海軍艦隊が地中海海域で、軍事訓練を行うことになった。この折に、ロシア艦隊はリビアのトリポリと、シリアを訪問することになっているようだ。(シリア訪問については、タルトース港なのか、ラタキア港なのか、今のところ明らかになっていない) リビアはライス国務長官の訪問以来、アメリカとの関係を強化しているが、その後のロシア海軍のリビア訪問は、いわば示威行為ともいえる訪問、政治的な意図があるものとして、受け止めるべきであろう。 同時に、ロシア海軍艦隊はシリアも訪問することになっているが、これもシリアのトルコを仲介とする、イスラエルとの和平交渉の継続、それを支持するアメリカとシリアの動きを、受けての行動ではないか。 グルジアでの戦闘後、ロシアはアメリカの裏庭にあたる、ベネズエラとの海軍の軍事訓練を行うことも、明らかなアメリカに対する、ロシアの新しい出方を示すものであろう。 投稿者
ロシアが建設を受け持っていた、イランのブシェール原発に、燃料棒が入れられることが発表された。これでブシェール原発は稼動することになるが、そうなるともう、空爆を行うことは不可能になる。 それは、稼動している原発に対して、もし空爆が行われた場合、大量の放射性物質が、ばら撒かれることになるからだ。その結果、近隣だけではなく、相当離れた地域の住民にも、放射能被害が発生することになろう。 かつて、イスラエルがイラクのオシラク原発(タンムーズ原発)に対して、空爆作戦を行ったのは、燃料棒が挿入される、ぎりぎり前のタイミングだった。当然、結果的にこの空爆で放射性物質が、散乱することは無かった。 シリアの核施設に対するイスラエルの空爆も、同じようなタイミングを、考慮した結果だったのではないか。 さてそうなると、イランのブシェール原発の場合は、どうなるのであろうか。アメリカは早々と、IAEAによる監視
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