「朝ズバッ」に重大な違反=割りばし事故報道で−BPO勧告 「朝ズバッ」に重大な違反=割りばし事故報道で−BPO勧告 放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会は30日、TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が東京都杉並区の男児が死亡した割りばし事故の民事訴訟判決を取り上げた際、不正確で不公平な報道があったとして重大な放送倫理違反を指摘し、今後はより正確性、公平性を確保するよう勧告した。 勧告によると、同番組は昨年2月13日の放送で、東京地裁が男児を診察した医師の過失を認めない判決を下したにもかかわらず、司会のみのさんやコメンテーターらが医師の社会的評価を低下させるような発言をしたという。 同委は、判決理由を制作関係者が綿密に検討することを怠ったため「(発言が)公平性を欠くものになった」と指摘、十分な事前準備や出演者との情報の共有化を図るよう求めた。 同番組をめぐっては、不二家