こ、この本のレビューを書きたい。 先日クマムシ博士がめちゃくちゃ面白いレビューをアップしていたので、私立文系かつファーブル昆虫記を1巻で挫折した私ごときがレビューする意義は見いだせなかった。HONZには虫担当の塩田もいる。生物偏差値100超(!)の学生メンバー篠原だっている。浪速大学医学部教授だってレビュアーだ。とにかく虫に相応しいのは私ではない。 しかし、書きたいのだ。この胸いっぱいお腹いっぱいの気持ちを誰かに伝えずにはいられない。 本書を読み返す。そしてクマムシ博士のレビューも読み返す。1つだけ、それも大事なことに触れられていないではないかっっ! 今回私はその点だけに絞ってレビューをしたいと思う。 面白い本というのは何パターンかあると思う。ひとつは目を通すだけで笑えるもの、電車の中で広げたら最後あふれる笑みを回収しきれずに不審者としてツーホーされるタイプだ。今話題の『鳥類学者だからって
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